CCF→サーム換算ツールとは?
主に米国などの天然ガス料金明細では、使用量がCCF(ガス100立方フィート)またはサーム(therm=熱エネルギーの単位)で表示されます。このツールはCCFをサームに換算し、使用量の比較や請求内容の確認、エネルギー費用の概算に役立ちます。パイプライン品質の天然ガス1CCFには、おおよそ1.037サームのエネルギーが含まれますが、正確な「熱量係数(thermal factor)」は地域やガスの組成によって若干異なります。なお、CCF・サーム・BTUといった単位は北米でよく使われるもので、日本ではガス使用量を立方メートル(㎥)やメガジュール(MJ)で表記するのが一般的です。海外の請求書を確認する際などにご利用ください。
使い方
天然ガスの使用量をCCFで入力します。熱量係数は標準的な業界平均値である1.037が初期設定されていますが、ご利用の請求書に記載された正確な係数に書き換えれば、より精密な換算が行えます。2つの数値が即座に掛け合わされ、サーム単位のエネルギー量が表示されます。
計算式の解説
換算はシンプルな掛け算です。
$$\text{サーム} = \text{CCF} \times \text{熱量係数}$$
1サームは100,000 BTUに相当します。天然ガス1立方フィートには約1,037 BTUが含まれるため、1CCF(100立方フィート)には約103,700 BTU、すなわち1.037サームが含まれることになります。ガス会社は、実際に供給するガスの発熱量に応じて、この係数を定期的に見直しています。
計算例
たとえば、ひと月の請求書に使用量150 CCFと記載され、標準係数1.037を使う場合は次のようになります。
$$\text{サーム} = 150 \times 1.037 = \mathbf{155.55\,\text{サーム}}$$
請求書に正確な係数1.024が記載されている場合は、\(\text{サーム} = 150 \times 1.024 = 153.6\,\text{サーム}\)となります。
よくある質問
係数は常に1.037ですか? いいえ。1.037は広く使われている平均値にすぎません。実際の係数(BTU係数やサーム係数と呼ばれることもあります)は各請求書に記載されており、おおむね1.00~1.07の範囲で変動します。
サームとは何ですか? サームは100,000 BTU(英国熱量単位)に等しい熱エネルギーの単位で、主に天然ガスの料金計算に用いられます。
サームをCCFに戻すには? サームを同じ係数で割ります。\(\text{CCF} = \text{サーム} \div 1.037\) です。