この計算ツールでできること
このツールは、犬の体重をもとにメタカム(メロキシカム)の投与量の目安を算出します。メタカムは非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)の一種で、変形性関節症による痛みや炎症、手術後の鎮痛のために処方されることが多いお薬です。犬の標準的な経口投与プロトコルでは、初日にやや多めの「初回投与量」を与え、その後は1日1回の少なめの「維持量」を続けます。本ツールは一般的な獣医学上の目安であり、特定の国の制度に基づくものではありません。実際の投与量は必ずかかりつけの獣医師に確認してください。
使い方
愛犬の体重を入力し、キログラムまたはポンドを選びます(ポンドは \(1\ \text{lb} = 0.45359237\ \text{kg}\) で換算します)。次に経口懸濁液の濃度を選択してください。犬用として一般的な製品は1.5 mg/mLです。計算ツールは、初日の初回投与量と1日あたりの維持量を、それぞれミリグラム(mg)と懸濁液のミリリットル(mL)の両方で表示します。
計算式の解説
投与量は体重に比例します。
$$\text{初回投与量} = 0.2\ \text{mg/kg} \times \text{体重}$$(初日に1回のみ)
$$\text{維持量} = 0.1\ \text{mg/kg} \times \text{体重}$$(2日目以降は1日1回)
ミリグラム(mg)を液体の量(mL)に換算するには、濃度で割ります:$$\text{mL} = \text{mg} \div (\text{mg/mL})$$
計算例
体重20kgの犬に、1.5 mg/mLの懸濁液を使用する場合:
$$\text{初回投与量} = 0.2 \times 20 = 4\ \text{mg} \rightarrow 4 \div 1.5 = 2.67\ \text{mL}$$(初日)
$$\text{維持量} = 0.1 \times 20 = 2\ \text{mg} \rightarrow 2 \div 1.5 = 1.33\ \text{mL}$$(1日1回)
よくある質問(FAQ)
犬用メタカムを猫に使ってもいいですか? いいえ、絶対に使わないでください。猫の投与量は犬とまったく異なり、犬用の濃度は猫にとって危険です。猫には必ず猫専用の製品と投与量を使用してください。
メタカムは食事と一緒に与えるべきですか? 経口懸濁液は通常、胃への負担を減らすため食事中または食後に与えます。獣医師の指示に従ってください。
初回投与量を与え忘れたらどうすればいいですか? 2回分をまとめて与えてはいけません。獣医師に連絡して指示を仰いでください。NSAIDの過剰投与は腎臓や消化管に深刻な害を及ぼすおそれがあるため、処方された1日量を決して超えないようにしてください。