この計算ツールでできること
このツールは、華氏(°F)で表した温度を、熱力学温度のSI基本単位であるケルビン(K)に変換します。ケルビンは絶対零度(理論上もっとも低い温度)を起点としているため、度記号(°)を付けず、0を下回ることもありません。なお、華氏(°F)は主にアメリカで使われる温度単位で、日本では摂氏(℃)が一般的です。
使い方
入力欄に華氏の温度を入力してください。小数点や負の数も入力できます(例:−40 °F)。「計算する」を押すと、正確なケルビン値、見やすく丸めた値、そして計算過程を3ステップに分けた内訳が表示されます。
計算式の解説
変換式は $$K = (\degree F + 459.67) \times \frac{5}{9}$$ です。絶対零度は −459.67 °F にあたるため、まず459.67を足すことで、温度の値を絶対温度の目盛り(ランキン度に近い考え方)へとずらします。次に\(\frac{5}{9}\)を掛ける(=1.8で割るのと同じ)ことで、目盛りの幅が広い華氏の1度を、より細かいケルビンの1度へと換算します。
計算例
82 °F を変換してみましょう:
$$K = (82 + 459.67) \times \frac{5}{9}$$
$$K = 541.67 \times 5 \div 9$$
$$K = 2708.35 \div 9$$
\(K = 300.9278\) K となり、おおよそ 301 K に丸められます。
よくある質問
32 °F はケルビンで何度ですか? 水が凍る温度である 32 °F は 273.15 K です。沸騰する水は 212 °F = 373.15 K となります。
ケルビンはマイナスになることがありますか? いいえ。ケルビンの目盛りは絶対零度(0 K)から始まります。−459.67 °F を下回る華氏の値を入力すると、現実には存在しないマイナスの結果になり、この計算ツールでは警告で知らせます。
5/9を掛けるのと1.8で割るのは同じですか? はい、まったく同じです。\(\frac{5}{9} = 0.5556\)、\(\frac{1}{1.8} = 0.5556\) なので、どちらの式でも同一の答えが得られます。