この計算ツールでできること
本ツールは日本の制度を前提とした計算ツールです。2022年4月に厚生労働省が導入した「リフィル処方箋」制度のルールに基づいて計算します。調剤日と投与日数を入力すると、次回調剤予定日を算出し、次のリフィル分を調剤できる定められた期間(調剤可能期間)を表示します。日本国外にお住まいの方は、この制度がお住まいの国・地域には適用されない点にご注意ください。
使い方
まず計算方法を選択します。「調剤日+投与日数から計算」を選んだ場合は、薬を調剤した日付と投与日数(〇日分)を入力します。「次回調剤予定日を直接指定」を選んだ場合は、その予定日を入力するだけで、前後の調剤可能期間のみが表示されます。年はすべて西暦(グレゴリオ暦)で扱います。
計算式の考え方
このルールでは、調剤した当日を投与1日目として数えます。したがって、ある日Dに14日分を調剤した場合、薬を服用するのは\(D\)から\(D+13\)までの期間となり、次回調剤予定日は\(D + (14 - 1) = D + 13\)となります。患者さんはこの予定日の前後7日(暦日)以内であれば調剤を受けられるため、調剤可能期間は合計15日間となります。
$$\begin{gathered} \text{Next} = \text{Dispensing Date} + \left(\text{Supply (days)} - 1\right) \\[1.5em] \text{where}\quad \left\{ \begin{aligned} \text{Dispensing Date} &= \text{Year}\text{/}\text{Month}\text{/}\text{Day} \\ \text{Window} &= \left[\text{Next} - 7,\; \text{Next} + 7\right] \end{aligned} \right. \end{gathered}$$
計算例
2024/06/15に14日分を調剤した場合。$$\text{次回調剤予定日} = 2024\text{/}06\text{/}15 + 13\text{日} = 2024\text{/}06\text{/}28$$調剤可能な最も早い日は2024/06/21、最も遅い日は2024/07/05です。月をまたぐ場合やうるう年も自動で正しく処理します。
よくある質問
なぜ1日を引くのですか? 薬を受け取った当日が、すでに服用を始める1日目としてカウントされるためです。14日分の薬は14日目まで服用でき、それは服用開始日から数えて13日後にあたります。
前後7日間の期間は変更できますか? いいえ。前後7日間は制度で固定されており、変更することはできません。
うるう年にも対応していますか? はい。日付を一度通し日数に変換し、日数を加減してから日付に戻す方式のため、2月29日や月ごとの日数の違いも正しく計算されます。