この計算ツールでできること
このツールは、石膏ボード(米国では「ドライウォール」や「シートロック」、日本では「プラスターボード」とも呼ばれます)が壁を覆うのに何枚必要かを概算します。部屋の壁の合計の長さに壁の高さを掛けて壁面積を求め、それをボード1枚あたりの面積で割り、端数を切り上げて常に整数枚で購入できるように計算します。計算はフィート(ft)単位で行われ、あらゆる標準サイズのボードに対応するため、米国はもちろん他の地域でも使えます。なお米国式の規格を前提としているため、日本でよく使われる尺モジュール(910mm幅など)のボードを使う場合は、サイズを実際の寸法に置き換えてご利用ください。
使い方
まず壁の合計の長さ(周囲長)を入力します。施工するすべての壁の長さを足し合わせた値です。次に壁の高さを入力し、続いて石膏ボード1枚の幅と高さ/長さを入力します(米国で一般的なサイズは 4 ft × 8 ft = 32 平方フィート、4 × 12 なら 48 平方フィートです)。計算結果として、総壁面積、ボード1枚あたりの面積、必要枚数が表示されます。
計算式の解説
壁面積は \(A = P \times h\) で求めます。P は壁の合計の長さ、h は高さです。ボード1枚は \(w \times l\) 平方フィートをカバーします。ボードは小数枚では購入できないため、必要枚数は切り上げて計算します:
$$\text{枚数} = \left\lceil \frac{A}{w \times l} \right\rceil$$これはあくまで概算で、窓やドアの開口部を差し引いていません。そのため、カットによるロス分の余裕があらかじめ含まれています。
計算例
周囲長 40 ft、壁の高さ 8 ft の部屋の場合、壁面積は $$40 \times 8 = 320$$ 平方フィートです。4 × 8 のボード(1枚あたり 32 平方フィート)を使うと、$$320 \div 32 = 10$$ ちょうど 10 枚となり、必要なのは10 枚です。
よくある質問
ドアや窓の分は差し引くべき? このツールでは差し引きません。これにより、ちょうどよいロス分の余裕が確保されます。大きな開口部がある場合は、周囲長を少しだけ短く入力するとよいでしょう。
天井はどう計算する? 天井は別途、部屋の長さ × 幅で面積を求め、ボード1枚の面積で割って計算してください。
どのくらい余分に買えばいい? カットやミスに備えて 10〜15% 多めに用意するのが一般的な目安です。本ツールの切り上げ計算で、小規模な施工なら余裕分はすでにカバーされています。