この計算機でできること
このクロスステッチ布計算機は、図案のステッチ数から仕上がりサイズを割り出し、アイーダ・コングレス(エヴンウィーブ)・リネンを何センチ(インチ)にカットすればよいかを教えてくれます。計算には、ステッチ数と布のカウント(1インチあたりに刺すステッチ数)の基本的な関係を使い、さらに枠張り・額装・縁の始末のために四方に余白を加えます。なお、布のサイズはインチ表記が基本です(1インチ=約2.54cm)。
使い方
図案の横幅と縦の長さをステッチ数で入力します(チャートの目数をそのまま読み取ればOK)。次に布のカウントをリストから選びます。アイーダは11・14・16・18が一般的で、コングレスやリネンは「2本どり(2 threads over)」で刺すことが多いため、28カウントのリネンは1インチあたり14ステッチとして扱います。特殊な布の場合は、上書き欄に正確な「1インチあたりのステッチ数」を入力してください。最後に片側あたりの余白を設定します。2〜3インチが目安です。
計算式の仕組み
仕上がりサイズ(インチ)=ステッチ数 ÷ 布のカウント、で求められます。たとえば横140ステッチの図案を14カウントの布に刺すと、\(140 \div 14 = 10\) インチの幅になります。必要な布は、両側分(左右で2つ分)の余白を足します。布の幅=図案の幅+2×余白、です。
$$ W = \frac{\text{Width (stitches)}}{c} + 2\,\text{Margin (in)} \qquad H = \frac{\text{Height (stitches)}}{c} + 2\,\text{Margin (in)} $$ $$ \text{where}\quad c = \text{Override} > 0 \;?\; \text{Override} : \text{Fabric count} $$
計算例
140×100ステッチの図案を14カウントのアイーダに、余白3インチで刺す場合:仕上がりサイズ=\(140/14 \times 100/14 = 10 \times 7.14\) インチ。必要な布=\((10 + 6) \times (7.14 + 6) = 16 \times 13.14\) インチ。したがって、少なくとも\(16 \times 14\) インチにカットすればよいことになります。
よくある質問
布のカウントとは? 1インチの布に何ステッチ刺せるかを表す数値です。カウントが大きいほど目が細かくなり、仕上がりは小さく繊細になります。
余白はどれくらい取ればいい? 片側あたり2〜3インチが標準です。額装したり大きな刺繍枠を使う場合は、もう少し多めに取りましょう。
なぜ28カウントのリネンが14として扱われるの? リネンやコングレスは通常、布目2本をまたいで刺す(2本どり)ため、布2本分で1ステッチになります。「2本どり(2 over)」の項目を選ぶか、上書き欄に14と入力してください。