リニアフィート計算機とは?
「リニアフィート(linear foot)」とは、幅や厚さに関係なく長さだけを表す単位で、1リニアフィート=12インチ(約30.5cm)です。これはアメリカなどで一般的に使われる単位で、日本のメートル法とは異なる点に注意しましょう。フローリング、ウッドデッキ、巾木やモールディング、フェンス、木材などは決まった幅の板で販売されることが多く、一定の面積を覆うには「何リニアフィート分」を購入すればよいかを把握する必要があります。この計算機は、総面積(平方フィート)を必要なリニアフィート数に換算し、さらに材料費の概算まで算出します。
使い方
覆いたい総面積(平方フィート)、板幅(インチ)、そして(任意で)1リニアフィートあたりの単価を入力します。計算機は板幅をフィートに換算し、面積をその幅で割ってリニアフィート数を求め、単価を掛けて合計費用を見積もります。カットや端材によるロスを見込んで、5〜10%ほど多めに用意するのがおすすめです。
計算式の仕組み
面積は「長さ×幅」で求められるため、必要な長さ(リニアフィート)は「面積÷幅」で計算できます。式にすると次のとおりです:リニアフィート = 面積 ÷(幅 ÷ 12)。
$$\text{リニアフィート} = \frac{\text{面積 (ft}^2\text{)}}{\dfrac{\text{幅 (in)}}{12}}$$幅をインチからフィートに揃えるために12で割っています。費用は リニアフィート × 1フィートあたりの単価 で求めます。
$$\text{費用} = \frac{\text{面積 (ft}^2\text{)}}{\dfrac{\text{幅 (in)}}{12}} \times \text{単価 (\$/ft)}$$
計算例
たとえば、320平方フィートの部屋に幅5.5インチの板でフローリングを施工する場合を考えます。板幅をフィートに換算すると \(5.5 \div 12 = 0.4583\) フィート。必要なリニアフィートは
$$320 \div 0.4583 \approx 698.18 \text{ リニアフィート}$$となります。1リニアフィートあたり$2.50の場合、材料費は
$$698.18 \times 2.50 \approx \$1{,}745.45$$です。
よくある質問
リニアフィートと平方フィートの違いは? リニアフィートは直線の長さだけを測る単位、平方フィートは面積(長さ×幅)を表す単位です。この計算機は板幅を使って両者を橋渡しします。
余分に見込むべきですか? はい。多くの施工業者は、カットやミス、柄合わせに備えて5〜10%ほど多めに発注します。
フェンスや巾木にも使えますか? はい。リニアフィート単位で販売されるものなら何でも対応できます。巾木の場合は、各区間の長さを直接合計する方法でも構いません。