パレット積み付け計算ツールとは?
このパレット積み付け計算ツールは、パレットの寸法・箱(カートン)の寸法・許容される最大積み付け高さをもとに、パレット1枚に何個の箱を積めるかを概算します。物流や倉庫管理で幅広く使える汎用ツールで、積載計画の立案、運賃の見積もり、デッドスペースの削減に役立ちます。計算には、シンプルな「一方向グリッド配置モデル」を採用しています。各段では箱をきれいな行と列に並べ、高さの上限に達するまで段を積み重ねていく方式です。
使い方
パレットの設置面の長さと幅、箱の長さ・幅・高さ、パレット土台の厚み、そして最大積み付け高さ(パレットと積荷を合わせた値)を入力します。すべての値は同じ単位で揃えてください(例:インチまたはcm)。入力すると、1段あたりの箱数、段数、合計箱数が表示されます。
計算式
\(P_L,P_W\) をパレットの長さと幅、\(B_L,B_W,B_H\) を箱の寸法、\(H_{max}\) を最大積み付け高さ、\(P_H\) をパレット土台の高さとすると、次のようになります。
$$N_{layer}=\left\lfloor\frac{P_L}{B_L}\right\rfloor\times\left\lfloor\frac{P_W}{B_W}\right\rfloor$$ $$L=\left\lfloor\frac{H_{max}-P_H}{B_H}\right\rfloor,\qquad N_{total}=N_{layer}\times L$$\(N_{layer}\) は1段あたりの箱数、\(L\) は段数、\(N_{total}\) は合計箱数を表します。
計算例
48 × 40インチのパレット(土台の高さ6インチ)に、12 × 10 × 8インチの箱を、最大積み付け高さ54インチで積む場合は次のとおりです。
$$N_{layer}=\left\lfloor\tfrac{48}{12}\right\rfloor\times\left\lfloor\tfrac{40}{10}\right\rfloor=4\times4=16$$ $$L=\left\lfloor\tfrac{54-6}{8}\right\rfloor=\left\lfloor\tfrac{48}{8}\right\rfloor=6,\quad N_{total}=16\times6=96$$つまり、このパレットには96個の箱が積めることになります。
よくある質問
箱を回転させて、より多く積めるように計算してくれますか? いいえ。本ツールは一方向の固定配置で計算します。実際には、互い違い(インターロック)に組んだり回転させたりすると、もう少し多く積める場合があります。
どの単位を使えばよいですか? どの単位でも構いませんが、すべての入力欄で同じ単位に統一してください。
なぜパレット土台の高さが差し引かれるのですか? 最大積み付け高さには通常パレット自体も含まれるため、段を積み重ねる前にその厚み分を差し引いています。