このパレット積載計算機でできること
このパレット計算機は、1枚のパレットに箱(ケース)が何個積めるかを見積もるツールです。パレットの寸法、箱のサイズ、許容される最大積み上げ高さ、そしてパレット本体の高さを入力すると、1段あたりの箱数、段数、合計箱数に加えて、デッキ面(積載面)の利用効率を表示します。単位は何でも構いません。初期値の例はインチ(48×40インチのGMAパレット)ですが、すべての寸法を同じ単位でそろえれば、センチメートルなどでも問題なく計算できます。なお、48×40インチのGMAパレットは北米で標準的に使われる規格で、日本国内で一般的な1100×1100mmの「T11型(一貫パレット)」とは寸法が異なります。お手元のパレットの実寸を入力してご利用ください。
使い方
1. パレットのデッキの長さと幅を入力します。2. 箱の長さ・幅・高さを入力します。3. 倉庫・トラック・ラックなどで許容される最大積み上げ高さを設定します。4. 積載可能な高さから差し引かれる、パレット本体(デッキボード)の高さを入力します。計算機は箱を平置きの2通りの向きで試し、1段により多く積めるほうの配置を自動的に採用します。
計算式
\(L_p, W_p\) をパレットデッキの長さと幅、\(L_b, W_b, H_b\) を箱の寸法、\(H_{max}\) を最大積み上げ高さ、\(H_{base}\) をパレットの高さとすると、1段あたりの箱数は次のとおりです。
$$P = \max\!\left(\left\lfloor\tfrac{L_p}{L_b}\right\rfloor\!\left\lfloor\tfrac{W_p}{W_b}\right\rfloor,\ \left\lfloor\tfrac{L_p}{W_b}\right\rfloor\!\left\lfloor\tfrac{W_p}{L_b}\right\rfloor\right)$$段数と合計箱数は次のように求められます。
$$N = P \times \left\lfloor\frac{H_{max}-H_{base}}{H_b}\right\rfloor$$
計算例
パレット48×40インチ、箱12×10×8インチ、最大積み上げ高さ60インチ、パレット本体6インチの場合を考えます。そのままの向き:\(\lfloor 48/12\rfloor \times \lfloor 40/10\rfloor = 4 \times 4 = 16\)。90度回転:\(\lfloor 48/10\rfloor \times \lfloor 40/12\rfloor = 4 \times 3 = 12\)。したがって \(P = 16\)。段数:\(\lfloor (60-6)/8\rfloor = \lfloor 6.75\rfloor = 6\)。合計は次のとおりです。
$$N = 16 \times 6 = 96 \text{ boxes}$$よくある質問
はみ出し(オーバーハング)や交互積み(インターロック)は考慮されますか? いいえ。はみ出しのない単純なブロック積みを前提としています。結果はあくまで理論上の最大値としてお考えください。
どの単位を使えばよいですか? すべての寸法を同じ単位でそろえれば、どの単位でも構いません。インチでもセンチメートルでも計算できます。
なぜパレット本体の高さを引くのですか? 出荷物の総高さには通常パレット自体も含まれるため、実際に貨物を積める高さは「最大高さ−パレットデッキの高さ」になるからです。