ネットワークスループット計算機でできること
このツールは、ネットワーク接続やファイル転送の実際のデータ転送速度(スループット)を測定します。転送したデータ量と、それにかかった時間を入力するだけで、よく使われる4つの単位——ビット毎秒(bps)、キロビット毎秒(Kbps)、メガビット毎秒(Mbps)、ギガビット毎秒(Gbps)——でスループットを一括表示。さらに速度インジケーターが結果を0〜1000 Mbpsのスケール上に表示するので、パフォーマンスをひと目で把握できます。
入力する項目
- データ量 — 転送したデータの量。単位はビット、バイト、キロビット、キロバイト、メガビット、メガバイト、ギガビット、ギガバイトから選べます。
- 転送時間 — 転送にかかった時間。秒・分・時間で指定できます。
なお、この計算機は2進数(バイナリ)ではなく10進数(1000基準)の単位を使用します。つまり1キロバイト=1,000バイト、1メガビット=1,000,000ビットとして扱います。これはネットワークやプロバイダ(ISP)の速度表記に合わせた方式です。
計算式の仕組み
まず、すべての値を共通の基準に変換します。データ量はビットに、時間は秒に揃えます。バイト系の単位は8倍します(1バイト=8ビットのため)。基本となる計算は次のとおりです。
$$\text{スループット (bps)} = \frac{\text{データ量 (ビット)}}{\text{転送時間 (秒)}}$$- スループット(bps)=データ量(ビット)÷ 転送時間(秒)
- Kbps = bps ÷ 1,000
- Mbps = Kbps ÷ 1,000
- Gbps = Mbps ÷ 1,000
速度インジケーターの位置は \(100 \times (\text{Mbps} \div 1000)\) で計算され、2〜98の範囲に収まるよう調整されます。これにより1 Gbpsの結果はスケールのほぼ上限近くに表示されます。
計算例
たとえば500メガバイトのファイルを2分でダウンロードしたとします。
- データ量:\(500 \text{ MB} \times 8{,}000{,}000 = 4{,}000{,}000{,}000\) ビット
- 時間:\(2 \text{ 分} \times 60 = 120\) 秒
- スループット:\(4{,}000{,}000{,}000 \div 120 \approx 33{,}333{,}333\) bps
- これは約33,333 Kbps、33.3 Mbps、または0.033 Gbpsに相当します。
よくある質問
なぜ実測のMbpsが契約プランの速度より低いのですか? プロバイダの速度はメガビット(Mbps)で表記される一方、ファイルサイズは通常メガバイト(MB)で表されます。1バイト=8ビットなので、8 MB/sのダウンロードは実は64 Mbpsに相当します。選択した単位を必ず確認しましょう。
スループットと帯域幅(バンド幅)の違いは? 帯域幅は理論上の最大容量を指し、スループットは実際に達成されたデータ転送速度です。このツールが測定するのはスループットの方です。オーバーヘッドや混雑、遅延(レイテンシ)の影響で、スループットは通常、帯域幅より低くなります。
1000基準と1024基準のどちらを使っていますか? この計算機は1000基準(10進数)で変換します。これはバイナリ(2進数)のストレージ計測ではなく、ネットワークやプロバイダの慣例に合わせたものです。