九星気学とは
九星気学(きゅうせいきがく)は、東洋占星術や家相・風水の考え方を背景に持つ、日本に伝わる占術・方位術です。人や日付に対して、一白から九紫までの九つの星のいずれか(それぞれ数字・五行・色を持ちます)を割り当てます。本計算機は日本の文化・占術にもとづくツールであり、科学的・天文学的な機器ではありません。重要な点として、年・月・日の区切りは、毎月1日始まりのグレゴリオ暦ではなく、二十四節気にもとづきます。星の「年」は立春(おおよそ2月4日ごろ)から始まり、星の「月」はそれぞれの節入り日(おおよそ各月の4日〜8日ごろ)から始まります。
使い方
日付を選ぶだけです。計算機は三つの星——年家九星(ねんかきゅうせい)、月家九星(げっかきゅうせい)、日家九星(にっかきゅうせい)——を返し、それぞれについて数字、色・五行の名称、そして3×3の九星盤(魔方陣)を表示します。九星盤は日本の家相・風水の慣習にならい、南を上に配置しています。
計算式
年家九星は $$\text{Year Star} = \left[\,11 - \left(\text{StarYear} \bmod 9\right)\right]_{\;\to\,1..9}$$ で求め、結果を1〜9の範囲に収めます。\(Y\) は星の年で、立春より前の日付は前年にずらします。月家九星は $$\text{Month Star} = \big[\,\text{Start} - (k - 1)\,\big]_{\;\to\,1..9}$$ で求めます。\(k\) は立春から数えた節月の番号(2月=1)で、\(\text{Start}\) は年家九星が(1,4,7)・(2,5,8)・(3,6,9)のどのグループに属するかによって、それぞれ8・2・5となります。九星盤の各マスは \(\text{value} = \text{wrap9}(\text{center} + (b - 5))\) で計算します。\(b\) は中央が5の標準的な洛書(らくしょ)の正方形における、そのマスの値です。
計算例
2024年5月20日の場合:2月4日より後なので、星の年は2024年です。\(2024 \bmod 9 = 8\) なので、\(\text{Year Star} = 11 - 8 = 3\)(三碧木星)。グループCにあたるため \(\text{Start} = 5\)。5月20日は5月の節入り(およそ5月6日)より後なので \(k = 4\) となり、\(\text{Month Star} = \text{wrap9}(5 - 3) = 2\)(二黒土星)。三碧を中央に置いた年盤は、南を上にして 2 7 9 / 1 3 5 / 6 8 4 と並びます。
よくある質問
なぜ月の切り替わりが1日ではないのですか? 九星気学の「月」は二十四節気にもとづくためです。たとえば立春前の2月初旬の日付は、暦の上では2月でも、九星では前の星の年・月に属します。
日家九星は正確ですか? 年家・月家の九星は厳密な計算式で確定できます。一方、日家九星は冬至・夏至の日付と干支(こうし)の並びに依存するため、標準的な天文計算による近似で求めており、至点の境目付近では1日ずれることがあります。
なぜ南が上なのですか? これは日本の伝統的な家相・風水における九星盤の向きにならったものです。欧米の資料では、代わりに北を上に配置する場合もあります。