この計算ツールでできること
このツールでは、総所得(額面収入)のうち実際に税金として支払われている割合を計算できます。この数値は一般に「実効税率」と呼ばれ、所得すべてが最高税率で課税されるわけではないため、通常はあなたの限界税率(適用される税率の階層)よりも低くなります。計算は入力した2つの数字だけで行うため、どの通貨・どの国にも対応しています。日本の所得税はもちろん、海外の給与明細や納税額をもとに割合を求めたい場合にもそのまま使えます。
使い方
その期間に支払った税金の合計額(所得税のほか、割合を測りたいその他の控除を含めてもかまいません)と、控除前の総所得(額面収入)を入力してください。すると、所得に対する税金の割合、税引き後の手取り収入、そして所得のうち手元に残る割合(手取り率)が表示されます。
計算式の解説
計算はとてもシンプルな比率です。支払った税額を総所得で割り、100を掛けてパーセント表示にするだけです。
$$\text{税金の割合(%)} = \frac{\text{支払った税額}}{\text{総所得}} \times 100$$
手取り率は「\(100 - \text{税金の割合}\)」、あるいは「\(\text{税引き後収入} \div \text{総所得} \times 100\)」で求められ、どちらでも同じ結果になります。
計算例
たとえば、総所得が60,000で、税金を9,000支払ったとします。この場合の実効税率は \((9{,}000 \div 60{,}000) \times 100 = \mathbf{15\%}\) です。税引き後の手取り収入は \(60{,}000 - 9{,}000 = 51{,}000\) となり、これは総所得の85%にあたります。
よくある質問
これは私の税率区分(税率ブラケット)と同じですか? いいえ、違います。税率区分(限界税率)は所得の最上部の一部だけに適用されます。ここで表示される実効税率はすべての区分を合わせて平均した数値で、通常は限界税率より低くなります。
「支払った税金」には何を含めればいいですか? 多くの方は所得税の合計額を使います。控除全体の割合を測りたい場合は、社会保険料などその他の天引き分を含めてもかまいません。
どの通貨でも使えますか? はい。この計算は純粋な比率なので、通貨が何であってもパーセンテージの結果は同じになります。