帽子サイズ計算ツールとは?
このツールは、頭まわりの実測値を海外ブランドで使われている帽子サイズに変換します。アメリカのフィットタイプの帽子は「頭の直径」を基準にサイズが決まり、これは頭囲を円周率(\(\pi \approx 3.14159\))で割った値に等しくなります。一方、ヨーロッパの帽子は頭囲(センチ)がそのままサイズになるため、頭囲58cmの人はサイズ58の帽子を選ぶことになります。なお、日本のメーカーは多くがcm表記(頭囲)を採用しており、考え方はヨーロッパ規格に近いと覚えておくと便利です。
使い方
柔らかいメジャーを頭の一番太い部分——眉と耳から約2.5cm(1インチ)上あたり——に巻きつけて測ります。その数値を入力し、単位(インチかセンチ)を選ぶだけで、アメリカ規格のフィットサイズとヨーロッパ規格サイズの両方が表示されます。
計算式のしくみ
帽子は頭にのる「円」と考えられるため、その直径(=アメリカ規格のサイズ)は頭囲を\(\pi\)で割って求められます。
$$\text{US Size} = \frac{\text{Circumference (in)}}{\pi}$$たとえば頭囲が22インチなら、
$$22 \div 3.14159 = 7.003$$となり、四捨五入してアメリカサイズ7です。ヨーロッパ規格サイズは頭囲をセンチに換算して丸めるだけ。
$$\text{EU Size} = \text{Circumference (in)} \times 2.54$$$$22 \times 2.54 = 55.88 \,\text{cm} \approx 56$$となります。
計算例
頭囲が23.25インチだったとします。アメリカ規格サイズは
$$23.25 \div 3.14159 = 7.40$$となり、1/8単位で四捨五入すると7 3/8(7.375)です。センチに換算すると
$$23.25 \times 2.54 = 59.06 \,\text{cm}$$で、ヨーロッパ規格サイズは59となります。
よくある質問
サイズが2つの中間になったら? アメリカ規格の結果は1/8刻みで四捨五入されます。ちょうど中間に来た場合は、特に伸縮しないフィットキャップでは、ゆとりを考えて大きい方を選ぶのがおすすめです。
なぜアメリカ規格はπを使うの? アメリカの帽子サイズは歴史的に「頭の直径(インチ)」を指しており、直径=頭囲÷πで求められるからです。
このサイズはどのブランドでも共通? アメリカ規格・ヨーロッパ規格はここで示したとおり標準化されていますが、ブランドごとに多少の差があります。可能な限り各ブランドのサイズ表も確認しましょう。