この変換ツールでできること
対象:日本の暦。本ツールは、元号(元禄・明治・大正・昭和・平成・令和など、歴史的なものから現代のものまで)に元号年・月・日を組み合わせて表した和暦の日付を、西暦(グレゴリオ暦)に変換します。「元号年」とは各元号の開始から数えた年で、元号1年目は「元年(がんねん)」と表記するのが慣例です。
使い方
まず時代を選んで元号の一覧を絞り込み、目的の和暦年(例:「元禄15年」)を選択します。続いて月と日を入力すると、西暦の年・月・日と、整形された日付文字列が表示されます。元号年から西暦年への対応は厳密で、何度計算しても同じ結果が得られます。
計算式
基本となる確定的なルールは、$$\text{西暦年} = \text{元号開始の西暦年} + (\text{元号年} - 1)$$です。「元号開始の西暦年」とは、その元号の元年(1年)が始まる西暦の年を指します。現代の元号で広く暗記されている加算値は次のとおりです。明治 \(+ 1867\)、大正 \(+ 1911\)、昭和 \(+ 1925\)、平成 \(+ 1988\)、令和 \(+ 2018\)。なお、すべての元号についてプルダウンの各項目があらかじめ対応する西暦年を保持しているため、変換ツールはそれを読み取るだけで済みます。
暦の切り替えに関する注意:日本が現在のグレゴリオ暦(新暦)を採用したのは1873年1月1日(明治5年12月3日の翌日)です。明治6年以降の日付では、月と日はそのまま変わらず引き継がれます。一方、1873年より前の日付は、もとの月日が旧暦(太陰太陽暦)で表されており、西暦の1年に対してずれが生じるうえ閏月を含むこともあります。そのため正確な月日を知るには歴史的な対照表が必要で、計算式だけで確実に求められるのは年のみです。
計算例
現代の元号:昭和50年4月1日。$$\text{西暦年} = 50 + 1925 = 1975$$となり、月日はそのまま引き継がれ、\(\text{1975-04-01}\) が得られます。歴史的な年の部分:元禄15年は西暦1702年に対応します(旧暦の12月14日は実際には1703年1月30日にあたり、1873年以前の月日に旧暦の対照表が必要となる理由を示しています)。
よくある質問
「元年」とは何ですか? 元号の1年目を指します。「元年」と表示されている場合は1年として扱ってください。
なぜ同じ年に2つの元号が表示されることがあるのですか? 年の途中で改元があった場合、一つの西暦年に前の元号の終わりと次の元号の始まりが共存します。両方の表記が同じ西暦年に対応します。
1873年以前の月日は正確ですか? いいえ。1873年の改暦以前の日付は旧暦(太陰太陽暦)であるため、これらの年について表示される月日はあくまで概算です。確実に信頼できる出力は西暦年です。