リニアインチ(3辺合計)とは?
リニアインチ(linear inches)とは、おもに海外の航空会社がスーツケースの大きさを表すときに使う「3辺の合計サイズ」のことです。縦・横・高さをそれぞれ別々に見るのではなく、3つの寸法を単純に足し合わせた数値で判断します。この合計が航空会社の規定内に収まっていれば、その荷物は持ち込み・預け入れの対象になります。多くの航空会社では、預け荷物を62リニアインチまで、機内持ち込み手荷物を45リニアインチ前後までと定めています。なお、これは主に北米系の航空会社で使われる単位で、日本の航空会社はセンチメートル表記が一般的なため、利用する航空会社の規定を必ず確認してください。
この計算機の使い方
まず、キャスターやハンドル、外付けポケットなど出っ張りを含めた一番外側の寸法を測ります。縦・横・高さをインチで入力すると、合計のリニアインチがその場で表示されます。さらにセンチメートルにも自動換算するので、メートル法で書かれた制限値ともすぐに比べられます。
計算式の仕組み
計算はとてもシンプルな足し算です。
$$\text{リニアインチ} = \text{縦} + \text{横} + \text{高さ}$$
掛け算ではなく足し算なので、単位はインチのまま。体積ではない点に注意しましょう。たとえば\(28\times20\times12\)インチの荷物は合計60リニアインチとなり、62インチの制限内にしっかり収まります。
計算例
縦22インチ、横14インチ、高さ9インチのスーツケースを例に考えてみましょう。3辺を足すと $$22 + 14 + 9 = 45 \text{リニアインチ}$$ となり、これは機内持ち込み手荷物でよく見られる上限値です。センチに直すと $$45 \times 2.54 = 114.3 \text{cm}$$ になります。
よくある質問
リニアインチは体積と同じですか? いいえ。体積は3辺を掛け合わせますが、リニアインチは足し合わせるだけなので、結果はあくまで「長さ」の単位です。
預け荷物の一般的な上限は? 多くの航空会社で預け荷物は最大62リニアインチまでとされていますが、必ず利用する航空会社の最新規定を確認してください。
キャスターやハンドルも含めるべき? はい。航空会社は荷物の一番外側の点で測るため、出っ張ったキャスターやハンドル、ポケットも含めて測ると正確な数値になります。