額縁計算ツールとは?
このツールは、オリジナルの額縁を自作するときに必要なフレーム材(モールディング)の長さと、完成した額縁の外寸を見積もるためのものです。作品本体のサイズ、写真の周囲を囲むマットボードの余白幅、そしてフレーム材そのものの幅を踏まえて計算します。単位を統一して使えばどの単位でも対応できます(ラベルはインチ表記です)。
使い方
まず、額装したい写真や作品の幅と高さを入力します。次に、マットの余白幅(画像の各辺に見えるマットボードの縁の幅)と、フレーム材の幅(額縁の枠の太さ)を入力してください。すると、額縁の外寸、外周の長さ、そして購入すべきフレーム材の合計長さが表示されます。
計算式の解説
外寸の幅は、作品の幅に左右それぞれのマット余白と左右それぞれのフレーム材幅を足したものになります。式で表すと \(W + 2m + 2f\) です。外寸の高さも同じ考え方で求めます。外周はこの2辺を合計して2倍した長さです。額縁の四隅はそれぞれ45度(留め)でカットするため、各接合部で余分に材料を消費します。そこで足りなくならないように、1隅につきフレーム材幅1本分(合計 \(8f\))を取り代として加えています。
$$\begin{gathered} L = 2\,(W_o + H_o) + 8\,\text{Frame} \\[1.5em] \text{where}\quad \left\{ \begin{aligned} W_o &= \text{Width} + 2\,\text{Mat} + 2\,\text{Frame} \\ H_o &= \text{Height} + 2\,\text{Mat} + 2\,\text{Frame} \end{aligned} \right. \end{gathered}$$
計算例
例えば、8×10インチの写真を、2インチのマット、1インチのフレーム材で額装するとします。外寸の幅 =
$$8 + 2(2) + 2(1) = 14\text{インチ}$$外寸の高さ =
$$10 + 2(2) + 2(1) = 16\text{インチ}$$外周 =
$$2(14 + 16) = 60\text{インチ}$$購入するフレーム材 =
$$60 + 8(1) = 68\text{インチ}$$となります。
よくある質問
なぜ留めの取り代を加えるのですか? 45度の角カットでは各接合部の外側で余分に材料を使うため、外周ぴったりの長さだけを購入すると材料が足りなくなってしまいます。
マットは無しでも計算できますか? はい。マットを使わずに額装する場合は、マットの余白幅を0に設定してください。
どの単位に対応していますか? 統一されていればどの単位でも使えます。ラベルはインチ表記ですが、センチメートルでも同じように計算できます。