このツールでできること
「マネージドDB/RDS料金計算ツール」は、Amazon RDS・Azure Database・Google Cloud SQL といったマネージド型リレーショナルデータベースを運用する際の、継続的なコストを試算するためのツールです。マネージドDBの請求額の大半を占める3つの項目——インスタンスのコンピューティング費用、ストレージ費用、プロビジョンドIOPS費用——をまとめて計算します。料金はプロバイダー・リージョン・データベースエンジンによって異なるため、正確な金額を知りたい場合は、ご利用中のサービスの料金ページに記載された単価を入力してください。
使い方
選択したインスタンスクラスの時間単価、ストレージ容量(GB)とそのGBあたり月額単価、そして(任意で)プロビジョンドIOPSの数とIOPSあたり月額単価を入力します。本ツールはコンピューティング費用に「730時間」——クラウド業界で標準とされる1か月あたりの平均稼働時間——を掛け合わせ、ストレージとIOPSの費用を加算して、月額と年額の合計を表示します。
計算式の解説
基本となる計算式は 月額コスト = インスタンス時間単価 × 730 + ストレージGB × GBあたり単価 + プロビジョンドIOPS × IOPS単価 です。
$$\text{月額} = \text{インスタンス (\$/hr)} \times 730 + \text{ストレージ (GB)} \times \text{ストレージ (\$/GB)} + \text{IOPS} \times \text{IOPS (\$/IOPS)}$$定数の「730」は、1年間の8,760時間を12か月で割った数値で、多くのクラウドプロバイダーがオンデマンド課金の試算で採用している慣例値です。ストレージとIOPSはもともと月額単価のため、そのまま加算します。
計算例
たとえば、インスタンスが1時間あたり$0.20、ストレージを200GB($0.115/GB・月)使用し、1,000 IOPS を1つあたり$0.10でプロビジョニングした場合を考えます。コンピューティング費用は \(0.20 \times 730 = \$146\)、ストレージは \(200 \times 0.115 = \$23\)、IOPS は \(1{,}000 \times 0.10 = \$100\)。月額合計は $269、年額にすると約 $3,228 となります。
よくある質問
なぜ730時間なのですか? これは1か月の平均時間数(\(8{,}760 \div 12\))であり、主要なクラウドプロバイダーがオンデマンド料金の試算に用いている数値です。
データ転送料やバックアップ費用は含まれますか? いいえ。本ツールはコンピューティング+ストレージ+IOPSに絞った簡易試算です。バックアップ用ストレージ、AZ間のデータ転送、マルチAZの倍率などが該当する場合は、別途加算してください。
マルチAZ構成も試算できますか? インスタンスの時間単価を(レプリケーションされる場合はストレージも)おおよそ2倍にすると、マルチAZ構成の概算になります。