マイル→ドル走行コスト計算ツールとは?
このツールは、走行したマイル数をドル建ての金額に換算するアメリカ式の計算ツールです(距離はマイル、燃費はMPG、燃料はガロン単位の米国仕様)。ドライブにかかる実際のコストを、2つの要素を組み合わせて見積もります。1つは消費する燃料費(ガソリン価格とクルマの燃費で決まります)、もう1つはタイヤ・オイル・全体的な消耗をカバーする1マイルあたりの整備費です。結果として、わかりやすい総コストに加え、どんな距離にも使い回せる「1マイルあたりのコスト」が得られます。なお、日本では距離はキロメートル、燃費はkm/L、燃料はリットル単位が一般的なので、米国単位での入力が前提となる点にご注意ください。
使い方
走行距離(マイル)、ガロンあたりの燃料価格、クルマの燃費(MPG=マイル/ガロン)、そして任意で1マイルあたりの整備費を入力します。整備費はIRS(米国内国歳入庁)の目安に近い1マイルあたり約$0.05〜$0.15を使うドライバーが多いですが、ご自身の実情に合わせて自由に設定できます。「計算」をクリックすると、総コストと内訳が表示されます。
計算式の解説
基本となる式は コスト = マイル数 × 1マイルあたりコスト です。ここで 1マイルあたりコスト = 燃料価格 ÷ MPG + 整備費単価 となります。式で表すと次のようになります。
$$\text{コスト} = \text{マイル数} \times \left( \frac{\text{燃料価格}}{\text{MPG}} + \text{整備費単価} \right)$$燃料価格をMPGで割ると1マイル走るのに必要な燃料費が求まり、そこに整備費単価を足すことで燃料以外の消耗分を反映します。これに総マイル数を掛ければ、ドライブ全体のコストにスケールアップできます。
計算例
100マイルを走行し、燃料が1ガロンあたり$3.50、燃費が25MPG、整備費が1マイルあたり$0.10だとします。1マイルあたりの燃料費は次のとおりです。
$$\frac{3.50}{25} = \$0.14$$1マイルあたりコストは次のとおりです。
$$0.14 + 0.10 = \$0.24$$総コストは次のとおりです。
$$100 \times 0.24 = \$24.00$$その内訳は燃料費$14.00と整備費$10.00です。
よくある質問
整備費は含めるべき? 純粋な燃料費だけを知りたい場合は、整備費単価を0に設定してください。整備費を含めると、そのドライブにかかる「保有・維持を含めた実コスト」により近い、現実的な総額が得られます。
MPGはどの値を使えばいい? カタログ(米国EPA)の数値ではなく、実際の平均燃費を使いましょう。特に市街地走行や寒冷時は、表示値より低くなることがよくあります。
電気自動車(EV)でも使える? そのままでは使えません。EVの場合は、燃料価格を「ガロン相当の電気代」に置き換えるか、電気料金にもとづいた1マイルあたりのコストを別途求めて使ってください。