この計算機でできること(日本の制度)
本ツールは、日本の「定額積立(積立預金)」をシミュレーションします。毎月一定額を積み立てつつ、年2回のボーナス月にまとまった金額を追加で預け入れる方式です。選択した複利方式で利息を計算し、満期時に日本の預貯金利息に対する標準税率20.315%(復興特別所得税を含む所得税15.315%+住民税5%)を一括で差し引きます。金額の入力単位は「万円」(1単位=10,000円)です。日本国外の方は、税率を編集する・非課税に設定する・ボーナス機能を使わない、といった調整も可能です。
使い方
年利率、積立期間(年)、毎月の積立額、ボーナス月の追加積立額を入力します。最初のボーナス月(年2回目はその6か月後)、すでに預けてある元金、複利方式(毎月・半年・1年)、利息の端数処理、課税方式と税率を選んでください。計算結果には、満期時の元利合計、積立元金の合計、利息合計、満期時に差し引かれる税額、税引後の受取額、そして期ごとの明細表が表示されます。
計算式の解説
1期あたりの利率は「年利率÷100 × 複利期間(月数)÷12」で求めます。
$$r_{period} = \frac{\text{annualRate}}{100}\times\frac{\text{compoundMonths}}{12}$$積立額は各月の初めに加算され、ボーナス月は「(その月 − 最初のボーナス月)が0以上で6の倍数になる月」が対象です。各複利期間が満了するごとに、利息=残高 × 1期あたりの利率を計算し、円未満を端数処理(切り捨て・四捨五入・切り上げ)します。利息は積み上がり、一括課税方式では、合計した利息に対して満期時に一度だけ課税します。税額=floor(利息合計 × 税率÷100)。
$$\text{Payout} = \text{Maturity} - \text{TotalInterest}\times\frac{\text{taxRate}}{100}$$
計算例
年利3%、切り捨て処理、期間3年、毎月10万円(100,000円)、ボーナス40万円(400,000円)を6月から開始、半年複利、税率20.315%の場合。半年ごとに1,000,000円を預け入れます。利息は6・12・18・24・30・36か月目に付与され、預入総額6,000,000円に対して満期時の元利合計は約6,322,992円、利息合計322,992円、税額65,616円、税引後の受取額は約6,257,376円となります。
$$\text{Payout} = 6{,}322{,}992 - 322{,}992 \times \frac{20.315}{100} \approx 6{,}257{,}376$$よくある質問
利息が計算経路によって少し変わるのはなぜ? 各期の利息は円単位で端数処理されるため、その後の残高、ひいては以降の利息が、端数処理の方向によってわずかにずれるためです。
利息はいつ付与される? 満了した複利期間の終わりにのみ付与されます。年単位で割り切れる期間なら、半年複利・1年複利の各期間は必ず満了します。
20.315%という税率は固定? 2013年1月以降に満期を迎える日本の多くの預貯金に適用される税率です。編集可能で、他国向けには非課税を選ぶこともできます。