この計算ツールでできること
対象国:日本。このツールは、毎月一定額を積み立てる「定額積立」をシミュレーションします。毎月決まった金額を積み立て、必要に応じて最初にまとまった元金を預け入れ、選んだ複利方式で利息が付き、満期時に利息へまとめて一度だけ課税されます。標準の税率20.315%は、2013年1月以降に満期を迎える預貯金利息に適用される日本の源泉徴収税率(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)です。複利の計算式は世界共通で、日本固有なのは「標準税率20.315%」と「満期時に一括課税する」というルールのみです。元のページでは金額を万円単位で入力しますが、ここでは単位をそろえれば任意の通貨・金額で計算できます。
使い方
年利率、積立期間(年)、毎月の積立額、最初の元金(任意)、複利方式(月複利・半年複利・年複利)、付与される利息ごとの端数処理ルール、そして課税方法と税率を入力します。計算結果として、積立元金の合計、得られた利息、税引前の元利合計、利息にかかる税額、そして税引後の合計額が表示されます。
計算式
残高は最初の元金からスタートし、毎月積立額が加算されます。kか月ごとの利息付与日(および満期日)に、利息は「残高 × r ×(前回付与からの経過月数 ÷ 12)」として付与され、端数処理が行われます。
$$ I = \text{balance} \times r \times \frac{\text{months since credit}}{12} $$全期間が終了したあとは次のとおりです。
積立元金合計 = 初期元金 + 毎月積立額 × 12 × 年数;税引前利息 = 税引前合計 − 積立元金合計;税額 = floor(税引前利息 × 税率);税引後合計 = 税引前合計 − 税額。
$$ \text{afterTaxTotal} = \text{grossTotal} - \left\lfloor \text{grossInterest} \times tr \right\rfloor $$
計算例
年利3%、期間2年(24か月)、毎月積立額100,000、半年複利、切り捨て、税率20.315%の場合。利息は6・12・18・24か月目に付与され、それぞれ \( r \times 0.5 = 0.015 \) を使います。残高は2,491,360に達します。積立元金合計は2,400,000なので、利息は91,360です。税額 = \( \text{floor}(91{,}360 \times 0.20315) = 18{,}559 \)。税引後合計 = 2,472,801 となります。
よくある質問
端数処理はなぜ重要なのですか? 銀行では各期の利息を1円未満切り捨てで計算することが多く、回数を重ねると合計がわずかに減ります。そのため初期設定は「切り捨て」です。
期ごとに課税する方式とどう違うのですか? 姉妹ツールでは利息が付くたびに課税しますが、こちらは満期時に利息の合計へ一度だけ課税します。
金額は正確ですか? いいえ。実際の金融機関は利息の計算方法や端数の扱いが異なるため、結果はあくまで目安としてご利用ください。