常用重量(アボワデュポア)とは?
アボワデュポア(avoirdupois)は、アメリカで日常的に使われている重量の単位系で、歴史的には英語圏全体で広く用いられてきました。基準となるのはポンド(lb)で、1ポンドは16オンスに分けられ、さらに1オンスは16ドラムに分かれます。より大きな単位としては、ストーン(14 lb)、クォーター(28 lb)、ハンドレッドウェイト(cwt)、トンがあります。本ツールはアメリカの「ショート(short)」定義を採用しており、1ショートハンドレッドウェイト=100 lb、1ショートトン=2,000 lb として計算します。なお日本では普段グラムやキログラムを使うため、これらの単位は主に海外の重量を扱う際に役立ちます。
使い方
換算したい数値を入力し、変換元の単位を選び、続いて変換先の単位を選んでください。結果は自動的に更新され、換算後の値が表示されます。ポンドからオンス、ストーンからポンド、トンからハンドレッドウェイトなど、すべてのアボワデュポア単位間で自由に変換できます。
計算式の仕組み
すべての単位は、最小単位であるドラムを基準に表現されます。換算は、入力値に「変換元の係数 ÷ 変換先の係数」を掛けて求めます。変換後の値 = 入力値 ×(変換元の係数 ÷ 変換先の係数)。
$$\text{value}_{out} = \text{value}_{in} \times \frac{\text{factor}_{in}}{\text{factor}_{out}}$$1 oz = 16 dr、1 lb = 256 dr なので、1 lb をオンスに変換すると \(1 \times \frac{256}{16} = 16\) oz となります。
計算例
5ポンドをオンスに換算してみましょう。ポンドの係数は256ドラム、オンスの係数は16ドラムなので、
$$5 \times \frac{256}{16} = 5 \times 16 = 80 \text{ オンス}$$となります。逆に80オンスをポンドに戻すと、\(80 \times \frac{16}{256} = 80 \div 16 = 5\) ポンドです。
よくある質問(FAQ)
これはイギリスのハンドレッドウェイトと同じですか? いいえ、異なります。本ツールはアメリカのショート単位(cwt = 100 lb、トン = 2,000 lb)を使用しています。イギリスのロングハンドレッドウェイトは112 lb、ロングトンは2,240 lb で、定義が異なる点にご注意ください。
1ポンドは何ドラムですか? アボワデュポアの1ポンドは256ドラムです(\(16 \times 16\)ドラム)。
ストーンとは何ですか? 1ストーンは14ポンドにあたり、イギリスやアイルランドでは今でも体重を表すのに広く使われています。