この計算ツールでできること
このツールは日本の通勤事情に合わせて設計されています(金額は円、ガソリン価格は円/L、勤務日数は月20日・年240日を前提)。計算できるのは2つ。クルマ通勤をやめて自転車通勤にすることで浮くガソリン代と、往復をペダルをこいで消費するカロリーです。計算のもとになる物理は世界共通なので、海外の方でも金額を自国通貨に読み替え、地元のガソリン価格を入力すればそのまま使えます。
使い方
片道の通勤距離、クルマの燃費(km/L)、ガソリン価格(円/L)、体重、いつもの自転車の速度を入力してください。ツールが距離を往復分(2倍)に換算し、クルマなら消費したであろう燃料量を算出して金額に置き換え、1日・1か月・1年あたりの節約額を表示します。自転車でこいだ際の消費カロリーは別途見積もります。
計算式の解説
1日あたりの節約額 =(2 × 片道距離 ÷ 燃費)× ガソリン単価。これに20をかければ1か月分、240をかければ1年分になります。
$$\text{1日あたりの節約額} = \frac{2 \times \text{距離 (km)}}{\text{燃費 (km/L)}} \times \text{ガソリン単価 (円/L)}$$ $$\text{1か月} = 20 \times \text{1日}, \qquad \text{1年} = 240 \times \text{1日}$$カロリーは日本でおなじみの運動消費カロリーの式を使います。kcal = 1.05 × メッツ × 時間 × 体重。時間は往復距離を自転車の速度で割った値です。
$$E = 1.05 \cdot \text{メッツ} \cdot \frac{2 \times \text{距離 (km)}}{\text{速度 (km/h)}} \cdot \text{体重 (kg)}$$ $$\text{メッツ} = \begin{cases} 6.0 & \text{速度} < 19 \\ 6.8 & 19 \le \text{速度} < 22 \\ 8.0 & 22 \le \text{速度} < 26 \\ 10.0 & \text{速度} \ge 26 \end{cases}$$メッツ(運動強度)は速度に応じて選ばれ、通勤でよくある時速16km前後では約6.0メッツ、速くなるにつれて6.8・8.0・10.0メッツへと上がります。
計算例
片道15km、クルマの燃費8km/L、ガソリン135円/L、体重65kg、速度16km/hの場合。往復は30km。燃料消費量は \(30 \div 8 = 3.75\,\text{L}\) なので、1日の節約額は \(3.75 \times 135 = 506.25\) 円、1か月で10,125円、1年で121,500円になります。自転車でこぐ時間は \(30 \div 16 = 1.875\) 時間なので、消費カロリーは \(1.05 \times 6.0 \times 1.875 \times 65 \approx 768\,\text{kcal/日}\) です。
よくある質問
坂道や向かい風は考慮されますか? いいえ。このモデルは平坦な道を一定ペースで走ることを前提としています。坂の多いルートではより多くのカロリーを消費し、時間もかかります。
なぜ20日・240日なのですか? 日本の一般的な通勤の月数・年数を反映しています。ご自身のスケジュールが異なる場合は、その分を頭の中で調整してください。
燃費を0のままにするとどうなりますか? 0での割り算は成立しないため、節約額は単純に0と表示されます。実際のkm/Lの値を入力してください。