クラウド費用バーンレート計算ツールとは?
クラウドの料金は従量課金制のため、請求書が届くまでコストを過小評価しがちです。本ツールでは、当月これまでの利用額(MTD:月初来の累計)と経過日数を入力すると、1日あたりの平均バーンレート(消化ペース)を算出し、請求月末時点での総額を予測します。月間予算を入力すれば、あとどれだけ余裕があるか(または超過額)も表示されます。AWS・Azure・GCP、あるいはそれらの併用まで、どのプロバイダーにも対応します。
使い方
請求コンソールで確認した今月これまでの累計利用額、当月の経過日数、そしてその月の総日数(28〜31日)を入力します。任意で月間予算も追加できます。ツールは1日あたりのバーンレート、月末までの予測総額、残り日数の予測支出、そして予算との差額を返します。
計算式の解説
このモデルは、月の残りの期間も同じ平均ペースで支出が続くと仮定しています。
$$\text{1日あたりのバーンレート} = \dfrac{\text{月初来の利用額}}{\text{経過日数}}$$
$$\text{月末予測額} = \text{1日あたりのバーンレート} \times \text{当月の総日数}$$
差額は単純に \(\text{予算} - \text{月末予測額}\) で求められ、マイナスの値は予算超過が見込まれることを意味します。
計算例
たとえば、30日ある月の最初の10日間で4,500ドルを使ったとします。1日あたりのバーンレートは \(4{,}500 \div 10 = \textbf{1日450ドル}\)。月末予測額は \(450 \times 30 = \textbf{13,500ドル}\)です。予算が15,000ドルなら、差額は \(15{,}000 - 13{,}500 = \textbf{+1,500ドル}\)となり、これまでに予算の30%を消化したことになります。
よくある質問(FAQ)
支出の急増は考慮されますか? いいえ。本ツールはこれまでの平均値にもとづく直線的な予測です。最近大きなワークロードを立ち上げた場合は、より短い直近の期間で再計算すると、バーンレートをより正確に把握できます。
「経過日数」とは何を指しますか? MTD(月初来)の金額に反映されている請求期間の完了済み(または進行中)の日数で、暦月単位の請求サイクルでは通常、本日の日付にあたります。
単一のサービスにも使えますか? はい。特定のサービス(たとえばデータ転送や計算リソースなど)のMTD利用額だけを入力すれば、その項目単独の予測ができます。