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公式

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結果

年間のCO₂削減量
1,620
kg CO₂/年
ガソリン車の排出量 2,700 kg CO₂/yr
EVの排出量(発電分を含む) 1,080 kg CO₂/yr
削減率 60 %

このシミュレーターでできること

EV CO₂削減量シミュレーターは、ガソリン車の代わりにEV(電気自動車)に乗ることで、年間どれだけ二酸化炭素の排出を避けられるかを試算するツールです。「EVは排出ゼロ」という単純な主張とは異なり、本ツールは「充電に使う電気をつくる過程で間接的にCO₂が発生し、その量はお住まいの地域の電力がどれだけクリーンかによって変わる」という事実をきちんと考慮します。だからこそ世界中どこでも使えます。お使いの電力のCO₂排出係数を入力するだけで、地域の実態に即した正直な比較ができます。

使い方

入力するのは4つの値です。年間の走行距離(km)、ガソリン車の走行時CO₂排出量(1kmあたりのグラム数)、EVの電力消費量(1kmあたりのkWh)、そしてお使いの電力のCO₂排出係数(1kWhあたりのグラム数)です。これらを入力すると、年間で削減できるCO₂量(kg)、両車種それぞれの総排出量、そして削減率(%)が表示されます。

目安となる参考値:ガソリン車はおよそ150〜250 g CO₂/km、EVは約0.15〜0.20 kWh/km、電力のCO₂排出係数は水力・原子力・再生可能エネルギー中心ならほぼ0、石炭火力に依存する地域では800 g CO₂/kWh超まで幅があります。なお日本の電力の排出係数は、電力会社や年度によって異なりますが、おおむね400〜500 g CO₂/kWh前後が一つの目安です。

計算式の解説

基本となる式は次のとおりです。

$$\text{削減CO}_2\text{量(kg)} = \frac{\text{走行距離} \times \left( \text{ガソリン車 g/km} - \text{EV kWh/km} \times \text{電力 g/kWh} \right)}{1000}$$

ガソリン車の1kmあたり排出量は直接的なものです。一方、EVの実質的な1kmあたり排出量は、電力消費量に電力のCO₂排出係数を掛けたものになります。ガソリン車の値からEVの値を引けば1kmあたりの削減量が求まり、これに走行距離を掛けて、グラムをキログラムに換算するため1000で割ります。

ガソリン車と系統電力で充電したEVのCO2排出量を比較する図
計算機はガソリン車の排気ガスからEVの電力由来排出量を差し引き、年間のCO₂削減量を算出します。

計算例

たとえば、年間15,000 km走行し、ガソリン車の排出量が180 g CO₂/km、EVの消費量が0.18 kWh/km、電力のCO₂排出係数が400 g CO₂/kWhだとします。EVの1kmあたり排出量=\(0.18 \times 400 = 72\) g/km。1kmあたりの削減量=\(180 - 72 = 108\) g/km。年間の削減量=$$15{,}000 \times 108 \div 1000 = 1{,}620 \text{ kg CO}_2$$1,620 kg CO₂、削減率は60%となります。

ガソリン車の高い排出量とEVの低い排出量、そして削減分を示す棒グラフ
具体例:緑の部分がEVの年間CO₂削減量を表します。

よくある質問

EVは必ずしも排出ゼロではないのですか? はい。充電には電力網からの電気を使いますが、その発電には化石燃料が使われている場合があります。電力がクリーンであるほど削減量は大きくなります。

結果がマイナスになることはありますか? あります。CO₂排出係数が非常に高い電力で、燃費の悪いEVと低燃費のガソリン車を比べた場合、EVのほうが排出量が多くなり、削減量がマイナスになることもあります。

製造時の排出量も含まれますか? いいえ。本ツールが対象とするのは走行(運用)時の排出量のみです。ライフサイクル全体で見るとバッテリー製造による排出が加わりますが、それでも生涯を通じてはEVが有利になるのが一般的です。

最終更新: