スローモーション計算ツールとは?
このスローモーション計算ツールは、撮影したクリップをスロー再生したときに何秒の長さになるか、そして動きがどれだけゆっくりに見えるかを正確に算出します。カメラが高フレームレート(例:240fps)で撮影した映像を、通常のフレームレート(例:30fps)で再生すると、現実の1秒分の動きがより長い再生時間に引き伸ばされ、なめらかなスローモーション効果が生まれます。
使い方
入力するのは3つの値だけです。元のクリップの長さ(秒)、カメラが撮影した撮影フレームレート、そして動画を再生する再生フレームレート。これらを入力すると、スロー再生後の時間、スロー倍率、そして実時間に対する見かけの速度(パーセント)が瞬時に表示されます。
計算式の解説
基本となる関係式は次のとおりです。
$$\text{再生時間} = \text{クリップの長さ} \times \frac{\text{撮影fps}}{\text{再生fps}}$$
撮影fpsと再生fpsの比率がスロー倍率です。240fpsで撮影し30fpsで再生すると、倍率は \(240 \div 30 = 8\) となり、動きは8倍ゆっくりに見え、再生時間も8倍に伸びます。見かけの速度はこの逆数をパーセントで表したもので、\((\text{再生fps} \div \text{撮影fps}) \times 100\) で求められます。
計算例
10秒のクリップを240fpsで撮影し、30fpsで再生する場合を考えてみましょう。スロー倍率は \(240 \div 30 = 8\) 倍。再生時間は \(10 \times 8 = \) 80秒 となり、見かけの速度は \((30 \div 240) \times 100 = \) 実時間の12.5%になります。
よくある質問
スロー映像がカクカクするのはなぜ? 撮影フレームレートが再生レートに対して低すぎると、引き伸ばされたタイムラインを埋めるだけのフレーム数が足りず、カクつき(ジャダー)が発生します。撮影fpsを高くするほどなめらかになります。
撮影fpsと再生fpsが同じ場合は? 倍率は1となり、スローはかからず通常速度で再生されます。
早送り(ファストモーション)にも使えますか? はい。再生fpsが撮影fpsより高い場合、倍率は1を下回り、クリップは実時間より速く再生されます。