このシミュレーターでわかること
ゴールドカードやプレミアムカードなど、年会費がかかるクレジットカードは、その代わりに高いポイント還元率や特典が付いていることがほとんどです。このツールでは、年会費の元を取るために年間どれだけ使えばよいかという損益分岐点(必要利用額)と、年会費を支払ったうえで実際にどれだけ得をするかという実質のお得額を計算します。通貨は問いません。金額の単位をそろえて入力すればそのまま使えます(米ドルでも円でも同じ計算です)。
使い方
カードの年会費、実質還元率(利用額に対する割合。例:2%還元なら「2」と入力)、そして年間の想定利用額を入力してください。損益分岐点となる利用額、その利用額で貯まるポイント総額、そして年会費を差し引いた実質のお得額が表示されます。実質のお得額がプラスなら、ポイントだけで年会費の元が取れている状態です。マイナスの場合は、年会費無料のカードを使ったほうが得という判断材料になります。
計算式の考え方
損益分岐点は「年会費 ÷ 還元率」で求めます。 $$\text{損益分岐点} = \dfrac{\text{年会費}}{\dfrac{\text{還元率 (\%)}}{100}}$$ たとえば還元率2%・年会費95ドルなら、\(95 \div 0.02 = 4{,}750\)ドル分使えば、貯まるポイントと年会費がちょうど釣り合います。実質のお得額は「年間利用額 × 還元率 − 年会費」で計算します。 $$\text{実質のお得額} = \text{年間利用額} \times \frac{\text{還元率 (\%)}}{100} - \text{年会費}$$ カテゴリーごとに還元率が異なる場合は、自分の実際の使い方に合わせた「平均的な実質還元率」を入力すると、より現実に近い結果が得られます。
計算例
年会費95ドル、還元率2%のカードで、年間12,000ドル利用すると仮定します。損益分岐点 = \(95 \div 0.02 = 4{,}750\)ドル。貯まるポイント = \(12{,}000 \times 0.02 = 240\)ドル。実質のお得額 = \(240 - 95 = 145\)ドル。 $$\text{実質のお得額} = 12{,}000 \times \frac{2}{100} - 95 = 145 \text{ドル}$$ 利用額の12,000ドルは損益分岐点の4,750ドルを大きく上回っているため、このカードは「持つ価値あり」と判断できます。
よくある質問
還元率には何を入力すればいい? 目玉となる高還元率だけでなく、すべての利用カテゴリーをならした「平均的な実質還元率」を入力してください。
入会キャンペーンや特典の価値も含まれる? いいえ。このツールは「年会費」と「日常利用で貯まるポイント」だけを比較します。特典の金銭的価値も加味したい場合は、別途その分を上乗せして考えてください。
還元率が0%のときは? ポイントで年会費を相殺できないため損益分岐点は定義できません。その場合はツール上では「0」と表示されます。