記憶容量の単位変換計算機とは?
このツールは、デジタルデータの容量をある単位から別の単位へ換算します。対応単位はバイト(B)、キロバイト(KB)、メガバイト(MB)、ギガバイト(GB)、テラバイト(TB)、ペタバイト(PB)です。換算方式は、2進法(\(1\,\text{KB} = 1024\,\text{B}\):多くのOSやメモリで使われる基準)と、10進法(\(1\,\text{KB} = 1000\,\text{B}\):ストレージメーカーやSI単位系で使われる基準)から選べます。
使い方
変換したい数値を入力し、現在の単位(「変換元」)と表示したい単位(「変換先」)を選び、2進法か10進法かを指定するだけです。換算結果と、実際に適用された換算係数がその場で表示されます。
計算式の解説
各単位は、選んだ基数(base)のべき乗で表せます。2進法の場合、Bは基数の0乗、KBは1乗、MBは2乗、GBは3乗…と続きます。換算するには、入力側のべき指数から出力側のべき指数を引いた値で基数を累乗し、それを掛け合わせます。
$$\text{変換後の値} = \text{変換前の値} \times \text{基数}^{(\text{入力側の指数} - \text{出力側の指数})}$$
ここで基数は、2進法なら1024、10進法なら1000です。より大きい単位へ変換する場合は指数がマイナスになるため割り算になり、より小さい単位へ変換する場合は指数がプラスになるため掛け算になります。
計算例
2進法で1 GBをMBに換算してみましょう。GBは指数3、MBは指数2なので、換算係数は \(1024^{(3-2)} = 1024\) となります。したがって $$1\,\text{GB} = 1 \times 1024 = 1024\,\text{MB}$$ です。10進法の場合は \(1000^{(3-2)} = 1000\) なので、\(1\,\text{GB} = 1000\,\text{MB}\) となります。
よくある質問
1 TBのドライブが約931 GBと表示されるのはなぜ? メーカーは10進法(\(1\,\text{TB} = 1{,}000{,}000{,}000{,}000\,\text{B}\))で容量を表記しますが、OSは2進法で表示し、1024で3回割るため、結果として約931 GiBになります。
2進法と10進法、どちらを使うべき? メモリ(RAM)の容量、Windowsが表示するファイルサイズ、メモリアドレスの計算には2進法を使います。一方、HDDやSSDの公称容量、通信速度の表記には10進法を使います。
KiBとKBは同じもの? 厳密にはKiBは2進法の1024を表す単位、KBは10進法の1000を表す単位です。ただし日常的には「KB」が2進法の値を指すことも多くあります。この計算機では、どちらの基準を使うかを明示的に選択できます。