このツールでできること
このツールは、デジタルストレージの量を、ビット系・バイト系のあらゆる単位間で相互変換します。対応しているのは、10進法(SI)と2進法(IEC)の両方の体系です。10進法の単位は1000のべき乗を使い(キロバイト、メガバイト、ギガバイト…)、2進法の単位は1024のべき乗を使います(キビバイト、メビバイト、ギビバイト…)。この2つの体系はよく混同されるため、本ツールでは両者を厳密に区別し、ビットを共通の基準値として扱うことで、どの単位からどの単位へも正確に変換できるようにしています。
使い方
変換したい数値を入力し、「変換元」でその数値が現在表している単位を選びます。続いて「変換先」で求めたい単位を選択してください。結果には換算後の量に加えて、同じ量をビットで表した値も表示されます。小数の入力も可能で、極端に大きい・小さい結果も完全な精度で表示します。
計算式の仕組み
このツールでは、各単位に固定のビット数を割り当てています。1ビットは1、1バイトは8ビットです。10進法の接頭辞は桁数nに対して1000のn乗を、2進法の接頭辞は1024のn乗を掛けます。バイト基準の単位はさらに8を掛けます。変換式は次のとおりシンプルです。
$$\text{出力値} = \text{入力値} \times \dfrac{\text{bitsPerUnit(変換元)}}{\text{bitsPerUnit(変換先)}}$$すべてのbitsPerUnitは必ず1以上なので、割り算で問題が起きることはありません。
計算例
1キロバイト(kB)をメガバイト(MB)に変換してみましょう。\(\text{bitsPerUnit(kB)} = 8{,}000\)、\(\text{bitsPerUnit(MB)} = 8{,}000{,}000\) です。したがって合計ビット数は $$1 \times 8{,}000 = 8{,}000 \text{ ビット}$$ 出力値は $$8{,}000 \div 8{,}000{,}000 = 0.001 \text{ MB}$$ となります。もう一つわかりやすい例を挙げましょう。1ギガバイト(GB、10進法)は $$8\text{e}9 \div 8{,}589{,}934{,}592 = 約0.9313 \text{ ギビバイト(GiB、2進法)}$$ に等しく、およそ6.9%小さくなります。これこそが、「1TB」のドライブが、実際には2進法で計算する一部のOS上で約931GBと表示される理由なのです。
よくある質問
なぜハードディスクの容量が表示より少ないのですか? メーカーはドライブを10進法のテラバイト(1TB = 1,000,000,000,000バイト)で販売しますが、多くのシステムでは2進法のテビバイトを「TB」と表記して表示します。テラバイト規模では、この数値の差は約9%になります。
ビットとバイトの違いは何ですか? 1バイトはちょうど8ビットです。通信速度は通常ビットで表記され(Mbps)、ファイルサイズは通常バイトで表記される(MB)ため、両者を比べるには8で割る必要がよくあります。
ロナ・クエタ・ロビ・クエビとは何ですか? ロナ(R)とクエタ(Q)は、それぞれ1000の9乗と1000の10乗を表す新しいSI接頭辞です。ロビとクエビは、1024の9乗と1024の10乗にあたる2進法版として提案されているもので、網羅性のためにここに含めています。