この計算ツールでできること
妊娠初期の超音波(エコー)検査は、妊娠週数を最も正確に確認できる方法です。このツールでは、エコー検査を受けた日付と、そのときに測定された妊娠週数(GA)——たとえば「妊娠8週3日」——を入力すると、出産予定日(EDD)と、今日時点での妊娠週数(何週何日か)を計算します。週数の算出は、正期産を280日(40週)とする国際的な標準にもとづいています。
使い方
エコー検査を受けた日付、検査時に記録された妊娠週数(週と日)、そして今日の日付を入力してください。計算結果として、出産予定日(EDD)がカレンダー上の日付で、現在の妊娠週数が「週+日」の形式で表示されます。
計算式
まず、検査時の妊娠週数を日数に換算します。\(\text{GA}_{\text{検査時}} = \text{週数} \times 7 + \text{日数}\)。正期産の280日まであと何日かは \(280 - \text{GA}_{\text{検査時}}\) で求められ、これを検査日に加えると出産予定日(EDD)になります。現在の妊娠週数は、検査時の妊娠週数に、検査日から今日までの経過日数を足したものです。
$$\text{EDD} = \text{Scan Date} + \left(280 - g\right)\text{ days}$$ $$\text{where}\quad \left\{ \begin{aligned} g &= 7 \times \text{GA Weeks} + \text{GA Days} \\ \text{Scan Date} &= \left(\text{Y},\ \text{M},\ \text{D}\right) \end{aligned} \right.$$ $$\text{GA}_{\text{today}} = \left(g + \Delta\right)\text{ days} = \left\lfloor \tfrac{g+\Delta}{7} \right\rfloor\text{ wk} + \left[(g+\Delta)\bmod 7\right]\text{ d}$$ $$\text{where}\quad \left\{ \begin{aligned} g &= 7 \times \text{GA Weeks} + \text{GA Days} \\ \Delta &= \left(\text{Y},\ \text{M},\ \text{D}\right) - \left(\text{Y},\ \text{M},\ \text{D}\right) \end{aligned} \right.$$
計算例
2024年1月15日にエコー検査を受け、妊娠8週3日と測定されたとします。\(\text{GA}_{\text{検査時}} = 8 \times 7 + 3 = 59\text{日}\)。正期産までの日数は \(280 - 59 = 221\text{日}\)。検査日の2024年1月15日に221日を加えると、出産予定日は2024年8月23日となります。今日が検査日と同じ日であれば、現在の妊娠週数は8週3日(59日)のままです。
よくある質問
エコーによる週数判定は、最終月経(LMP)からの計算より正確ですか? はい。妊娠初期(第1三半期)の超音波検査は、一般に最終月経の開始日から計算する方法よりも正確です。とくに月経周期が不規則な方では、その差が大きくなります。
「280日ルール」とは何ですか? 正期産の妊娠期間は、慣例として妊娠週数で280日(40週)と数えられます。
実際の出産予定日は変わることがありますか? 医師はその後の検査結果をふまえて週数を修正することがあります。この計算ツールは入力された1回の検査結果のみを反映する情報提供を目的としたものであり、医学的な診断や助言に代わるものではありません。