この計算ツールでできること
このツールは、指定したモル濃度(濃度)と体積の溶液を作るために、固体の溶質を何グラム量り取ればよいかを教えてくれます。実験、化学の宿題、試薬や緩衝液(バッファー)の調製に欠かせません。モル質量さえ分かれば、どんな化合物にも使える汎用的な計算です。
使い方
3つの値を入力します。目標モル濃度(mol/L)、溶液の体積(リットル)、そして溶質のモル質量(g/mol)です。計算ツールが必要な溶質の質量(グラム)と、必要なモル数を表示します。その質量を溶媒に溶かし、目標の体積までメスアップすれば、目的の濃度になります。
計算式の解説
関係式は次のとおりです。
$$\text{質量} = \text{モル濃度 (M)} \times \text{体積 (V)} \times \text{モル質量 (MW)}$$モル濃度(M)にリットル単位の体積(V)を掛けると必要なモル数が求まります。そのモル数にモル質量(MW)を掛けることで、モルをグラムに換算します。体積がミリリットルの場合は、1000で割ってからリットルとして入力してください。
計算例
2 mol/L の塩化ナトリウム(NaCl、モル質量 58.44 g/mol)溶液を 0.5 L 作る場合:
$$\text{質量} = 2 \times 0.5 \times 58.44 = 58.44 \text{ グラム}$$つまり NaCl を 58.44 g 量り取り、最終体積 0.5 L になるように溶かします。
よくある質問
体積が mL の場合は? まずリットルに換算してから(mL ÷ 1000)入力してください。
モル質量はどこで調べる? 化学式に含まれるすべての原子の原子量を合計するか、試薬ラベルや周期表で調べてください。
温度は影響しますか? モル濃度は最終的な溶液体積で定義され、その体積は温度によってわずかに変化します。ただし、日常的な作業ではこの計算で十分です。