この計算ツールでできること
「期末試験で必要な点数の計算ツール」は、目標とする科目の最終成績に届くために、期末試験で何点取ればよいのかを正確に教えてくれます。なんとなくの予想で悩む必要はありません。3つの数字を入力するだけで、目指すべき点数がパーセンテージで一目でわかります。なお、この計算は欧米の大学などで一般的な、期末試験が成績全体の一定割合を占める「ウェイト制」の評価方式を前提にしています(日本の評価方法とは異なる場合があります)。
使い方
入力するのは次の3つの数値です。まず現在の成績(期末試験を除く、これまでのすべての評価の平均点)、次に目標とする最終成績(その科目で取りたい成績)、そして期末試験の比重(最終成績のうち期末試験が占める割合。シラバスに記載されています)です。これらを入力すると、期末試験で必要な点数が表示されます。
計算式の解説
必要な点数は次の式で求めます。
$$\text{必要な点数} = \dfrac{\text{目標} - \text{現在の成績} \times (1 - w)}{w}$$
ここで \(w\) は期末試験の比重を小数で表したものです。現在の成績 ×(1 − w)の部分は、これまでの成績が最終評価にどれだけ寄与しているかを示します。これを目標から引き、期末試験の比重で割ることで、期末試験単独で稼ぐべき点数だけを取り出せるのです。
計算例
たとえば、現在の成績が85%で、最終的に90%で終えたい、そして期末試験の比重が30%(\(w = 0.30\))だとします。このとき、$$\text{必要な点数} = \frac{90 - 85 \times 0.70}{0.30} = \frac{90 - 59.5}{0.30} = \frac{30.5}{0.30} \approx \mathbf{101.67\%}$$ となります。これは100%を超えているため、満点を取っても90%には届かないことを意味します。追加課題(エクストラクレジット)で点を稼ぐか、目標を少し下げる必要があります。
よくある質問
結果が100%を超えた場合は? 期末試験だけでは目標に数学的に届かないということです。目標を少し下げるか、追加課題などで点数を補いましょう。
結果がマイナスや0の場合は? 期末試験の結果にかかわらず、すでに目標を達成できている状態です。ただし、学校が定める試験の最低点(受験必須条件など)は念のため確認しておきましょう。
「期末試験の比重」とは? 科目の最終成績のうち、期末試験が占める割合のことです。シラバスに記載されています。