SAT→ACTスコア換算ツールとは?
このツールは、米国の大学出願(アメリカの大学入試)に関わる方向けに、400〜1600の範囲を取るSATの合計スコアを、1〜36の範囲を取るACTのコンポジットスコアへと変換するものです。換算には、College Board(カレッジボード)とACTが2018年に共同で発表した公式コンコーダンス表を使用しています。これは、2つのテストのスコアを比較する際に米国の入学審査オフィスが基準として用いている標準的な対応表です。なお、これは米国の大学入試に固有のツールであり、日本の大学入試とは制度が異なる点にご注意ください。
使い方
SATの合計スコア(Evidence-Based Reading & Writing(読解・記述)セクションとMath(数学)セクションの合計点)を入力すると、最も近い同等のACTコンポジットスコアが表示されます。これにより、2つの試験での自分の成績を比較したり、どちらのスコアを出願時に提出すべきか判断したり、もう一方の試験を受けた場合の見込みスコアを把握したりできます。
計算の仕組み
SATからACTへの変換に、ひとつの計算式は存在しません。両者の関係は区分ごとの対応(区分的コンコーダンス・マッピング)で表されます。つまり、SATスコアの各帯域が、それぞれ特定のACTコンポジット値に対応しているのです。たとえば、SATの合計1200〜1229はすべてACTコンポジット25に対応し、1230〜1259は26に対応します。このツールは、あなたのスコアが属する帯域を調べ、対応するACTスコアを表示します。
$$\text{ACT} = f\!\left(\text{SAT Total}\right) \quad \text{(College Board / ACT 2018 concordance)}$$
$$\text{ACT} = \begin{cases} 36 & \text{SAT} \ge 1570 \\ 35 & 1530 \le \text{SAT} < 1570 \\ 34 & 1490 \le \text{SAT} < 1490 \\ \vdots & \vdots \\ 11 & 650 \le \text{SAT} < 690 \\ 10 & \text{SAT} < 650 \end{cases}$$
計算例
たとえばSATで1200点を取ったとしましょう。このスコアは\(1200\text{–}1229\)の帯域に含まれ、コンコーダンス表ではACTコンポジット25に対応します。SAT1400点であれば\(1390\text{–}1419\)の帯域に含まれ、ACTコンポジット31に相当します。
よくある質問
換算は正確ですか? いいえ。コンコーダンス表が示すのはあくまで「おおよその同等性」であり、1対1の厳密な対応ではありません。同じ受験者でも、それぞれの試験で成績が異なる場合があります。
どのコンコーダンスを使っていますか? 現在の公式基準である、2018年版のCollege Board/ACT共同コンコーダンスです。
SATとACT、どちらを提出すべき? 換算後の値を比較し、志望校の合格者の典型的なスコア帯に照らして、より有利に位置づけられる方を提出するとよいでしょう。