インド式掛け算とは?
インド式掛け算(ヴェーダ式とも呼ばれます)は、ふつうの掛け算を「暗算トレーニング」として捉える方法です。インドの多くの学校で教えられている考え方の中心は、筆算の簡単な途中計算——1桁の数を掛ける、きりのよい数を足す、片方の数を和に分けて考える——を紙に書かずに頭の中で処理する、というものです。計算そのものは何も変わりません。あくまで \(A \times B\) を求めているだけです。違うのは、問題を扱いやすいかたまりに分解し、それを頭の中で組み立てていく習慣であり、これが数の感覚とスピードを磨いてくれます。
この計算機の使い方
「問題」の欄に1つ目の数を、掛け算記号の後ろの欄に2つ目の数を入力して送信してください。「答え」の欄に正確な積が表示されます。自分の暗算の答え合わせに使うのがおすすめです。まずは頭の中で積を計算し、その後ここで確認してみましょう。純粋な計算なので、世界中どこでも同じように使えます。
計算式の解説
結果はシンプルな積です。
$$\text{積} = \text{被乗数} \times \text{乗数}$$「インド式」とは、この積を頭の中で求めるための学習テクニックです。たとえば片方の数を分けて考えます。 $$139 \times 142 = 139 \times 100 + 139 \times 42$$ それぞれの小さな部分は暗算でラクに扱え、最後にそれらを足し合わせるだけです。
計算例
問題が 139、2つ目の数が 142 だとします。142 を \(100 + 42\) に分けます。すると \(139 \times 100 = 13{,}900\)、\(139 \times 42 = 5{,}838\) となります。これらを足すと、 $$13{,}900 + 5{,}838 = 19{,}738$$ よって答えは 19,738 となり、139 × 142 と一致します。
よくある質問
小数やマイナスの数でも使えますか? はい。通常の符号と小数のルールがそのまま適用されます。ただし暗算トレーニングとしては、ふつう正の整数で練習します。
どちらかの数が 0 のときは? 0 に何を掛けても 0 になるので、積は 0 です。
これはインド専用のものですか? いいえ。発想はインドの学校での教え方に由来しますが、掛け算は世界共通であり、答えはどこでも同じです。