スピーチ時間計算ツールとは?
スピーチ時間計算ツールは、スピーチ・プレゼン・原稿を声に出して読んだときの所要時間を見積もるツールです。語数と話す速さを入力するだけで、おおよその時間を「分・秒」で表示します。本番前に「この内容で持ち時間に収まるか」をすばやく確認できるのが魅力です。なお、このツールは語数(words)を基準にしているため、英語など単語で数える言語のスピーチに最適です。日本語の場合は「文字数」を語数の目安として入力すると参考になります。
使い方
原稿全体の語数を入力し、1分あたりの語数(WPM=words per minute)で話す速さを選びます。聞き手にやさしいゆったりしたペースは約130WPMで、これが初期設定です。日常会話に近いスピーチは120〜150WPM程度、テンポの速い話し手なら160WPM以上になることもあります。技術的な内容、感情をこめたい場面、聞き手が母語話者でない場合などは、速さを落とすとよいでしょう。
計算式の仕組み
計算はシンプルな割り算です。分数=語数 ÷ 1分あたりの語数。
$$\text{Minutes} = \dfrac{\text{Word Count}}{\text{Speaking WPM}}$$結果の小数部分は60を掛けて秒に変換します。たとえば1.5分は「1分30秒」となります。
計算例
たとえばスピーチが1,300語で、130WPMで話すとします。
$$1{,}300 \div 130 = 10 \text{ 分}$$ちょうど10分です。一方、1,000語を130WPMで話す場合は
$$1{,}000 \div 130 \approx 7.69 \text{ 分}$$つまり「7分とおよそ41秒」になります。
よくある質問
5分のスピーチは何語くらい? 130WPMなら約650語、150WPMなら約750語が目安です。
WPMはどのくらいに設定すればいい? 一般的なスピーチは130、ゆっくり・あらたまった話し方は100〜120、勢いのあるトークは150〜160を目安にしてください。
黙読の時間と話す時間は同じ? いいえ。黙読のほうがずっと速く(およそ200〜250WPM)、声に出して話すときはより低いWPMを使うのが適切です。