植栽間隔計算ツールとは?
この植栽間隔計算ツールは、畝(うね)と畝の間隔、そして同じ列に並ぶ木と木の間隔をもとに、1エーカーあたり何本の木を植えられるかを試算します。果樹園やぶどう園、植林事業、森林再生プロジェクトなどで広く使われており、植栽密度の計画、苗木の発注数の見積もり、土地利用の予算立てに役立ちます。なお、面積の単位には英米で一般的な「エーカー(acre)」を、距離の単位には「フィート(ft)」を採用しています。日本の「ヘクタール」や「メートル」とは異なる単位なので、換算してご利用ください。
使い方
まず畝間(フィート)=植栽する列と列の距離を入力します。次に株間(フィート)=列の中で隣り合う木と木の距離を入力します。さらに必要に応じて、植栽する面積(エーカー)を入力してください。ツールが1エーカーあたりの本数と、その面積に必要な苗木の総数を計算します。
計算式の解説
1エーカーは43,560平方フィートです。1本の木は「畝間 × 株間」に相当する長方形の土地を占有します。43,560をこの長方形の面積で割れば、1エーカーに収まる木の本数が求まります。
$$\text{1エーカーあたりの本数} = \dfrac{43{,}560}{\text{畝間} \times \text{株間}}$$
これは正方形・長方形の格子状配置を前提とした試算値です。三角形(千鳥)配置にすると、およそ15%多く植えられます。一方で、小さな区画では端(へり)の影響で本数がやや少なくなります。
計算例
畝間を12フィート、列内の株間を10フィートで植えるとします。1本あたりの占有面積は \(12 \times 10 = 120\) 平方フィート。1エーカーあたりの本数は $$43{,}560 \div 120 = 363\text{本}$$ です。5エーカーの区画なら、$$363 \times 5 = 約1{,}815\text{本}$$ が必要になります。
よくある質問
三角形配置にも対応していますか? いいえ。本ツールは長方形の格子配置を前提としています。千鳥(オフセット)配置の場合は、結果に約1.15を掛けてください。
境界や通路はどう扱いますか? 計算式はエーカー全面を使います。実用的な本数を求めるには、枕地(ヘッドランド)、通路、排水スペース分を差し引いてください。
メートル法は使えますか? 本ツールはフィートとエーカーを使用します。入力前にメートルをフィートに換算(\(1\text{m} \approx 3.281\text{ft}\))するか、メートル法対応の植栽密度ツールをご利用ください。