この計算機でわかること
「タバコの吸い殻ゴミ計算機」は、1人または複数人の喫煙者が選んだ年数の間にポイ捨てするタバコの吸い殻の本数を試算するツールです。タバコのフィルターは世界で最も多くポイ捨てされるゴミであり、しかも自然にはなかなか分解されません。この計算機は、地域の清掃活動の主催者や環境保護団体、そして一人ひとりが、ゴミの規模感をイメージし、回収・清掃の計画を立てるのに役立ちます。
使い方
喫煙者1人あたりの1日の喫煙本数、試算したい年数、そして対象となる喫煙者の人数を入力してください。計算機は、吸い殻の合計本数、1年あたりの本数、おおよその廃棄重量(吸い殻1本あたり約0.2gと仮定)、そしてそれらの吸い殻が汚染しうる水の量を算出します。
計算式の仕組み
基本となる計算式はとてもシンプルです。$$\text{吸い殻の本数} = \text{1日の喫煙本数} \times 365 \times \text{年数} \times \text{喫煙者数}$$1日の喫煙本数に365を掛けると年間の本数になり、それに年数と喫煙者数を掛けることで累計本数が求められます。廃棄重量には、広く引用されているフィルター1本あたりの平均重量0.2gを使用しています。また、水質汚染の数値は「吸い殻1本で最大1,000リットルの水を汚染しうる」という、よく知られた推計を用いています。
計算例
たとえば、喫煙者1人が1日20本のタバコを5年間吸い続けたとします。すると $$20 \times 365 \times 5 \times 1 = 36{,}500\ \text{本}$$ の吸い殻になります。1本あたり0.2gとすると、フィルターゴミは約7.3kg。さらに最大で36,500,000リットルもの水に影響を及ぼす可能性があります。
よくある質問
なぜ365日で計算するのですか? 計算を分かりやすくするため、標準的な1年365日を用いています。うるう年による誤差は1パーセントにも満たないわずかなものです。
重量や水量の数値は正確ですか? いいえ。これらは啓発を目的として広く引用されている平均値です。実際のフィルターの重量や汚染量は、銘柄や環境条件によって変わります。
地域全体をまとめて試算できますか? はい、可能です。喫煙者の人数と、1日あたりの平均喫煙本数を入力すれば、その集団全体が出すポイ捨てゴミの総量を試算できます。