この計算機でできること
CO₂を施用した栽培環境では、二酸化炭素濃度を通常の外気レベル(約400 ppm)から最適域の1,000〜1,500 ppmまで高めることで、植物の光合成を促進できます。このCO₂施用量計算機は、密閉した部屋を現在の濃度から目標濃度まで一度に引き上げるのに、純CO₂が何立方フィート必要かを正確に示します。物理の法則だけに基づいた万国共通のツールで、特定の国や地域に限定された制約は一切ありません。
使い方
部屋の縦・横・高さをフィート単位で入力します。計算機はこれらを掛け合わせて空気の容積を求めます。次に目標CO₂濃度をppm(開花期の植物では1,200〜1,500 ppmが一般的)で、そして現在の(スタート時の)CO₂濃度を入力します。屋外ではおよそ400 ppm、屋内ではそれより高い場合もあります。結果として、放出すべきCO₂の容量が表示されます。
計算式の解説
ppmは「100万分のいくつ」を表すため、CO₂にすべき部屋の割合は、ppmの増加分を1,000,000で割った値になります。この割合に部屋の容積を掛けると、必要なCO₂の容量が求められます。
$$\text{CO}_2\ (\text{ft}^3) = V \times \frac{\text{Target ppm} - \text{Ambient ppm}}{1{,}000{,}000}$$
本ツールでは、タンクから計量する方のために、立方フィートをリットルにも換算します(\(\times 28.3168\))。
計算例
10 ft × 10 ft × 8 ft の部屋は、容積が800立方フィートになります。400 ppmから1,500 ppmへ高める場合、増加分は1,100 ppmです。必要なCO₂量 = $$800 \times \frac{1{,}100}{1{,}000{,}000} = 800 \times 0.0011 = 0.88\ \text{ft}^3$$ 0.88立方フィート(約24.9リットル)となります。
よくある質問
換気や漏れも考慮されますか? いいえ。1回の施用について、密閉された部屋を前提としています。漏れのある部屋では、定期的に再施用する必要があります。
目標ppmはどれくらいに設定すべき? 多くの栽培者は照明点灯時に1,200〜1,500 ppmを目安にします。2,000 ppmを超える濃度は、植物にも人にも害を及ぼす恐れがあります。
なぜリットルに換算するの? レギュレーターや流量計の多くは毎分リットル(L/min)で目盛りが付いているため、リットル表示があると施用時間の設定に役立ちます。