この計算ツールでできること
毎日の通勤・通学で電車やバスを利用するとき、支払い方法によって1ヶ月の交通費は大きく変わります。このツールは、よく使われる4つの支払い方法——IC運賃(ICカードで乗車したときの運賃)、普通運賃(きっぷを現金で購入したときの運賃)、回数券(10回分の値段で11枚つづりなど、まとめ買いでお得になる乗車券)、そして定期券(1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月の各期間で販売)——の1ヶ月あたりの費用を比較します。あなたの実際の通勤日数に合わせて、どの方法が一番安くなるかを判定します。
使い方
利用する区間の片道のIC運賃と普通運賃、回数券1冊の値段と枚数、定期券の有効期間とその価格、そして1ヶ月の通勤・通学日数を入力してください。通勤は往復が基本のため、すべての運賃は2倍して計算します。
計算式の解説
IC運賃・普通運賃の1ヶ月の費用は、単純に「運賃 × 2 × 日数」で求めます。回数券は1枚あたりの単価(回数券の値段 ÷ 枚数)で計算するため、余った乗車券は翌月以降に繰り越して使える前提です。毎月まるごと1冊買う必要がないので、「(値段 ÷ 枚数) × 日数 × 2」となります。定期券は有効期間で割って1ヶ月あたりの金額に換算します。たとえば6ヶ月定期なら価格を6で割ります。すべての結果は1円単位に四捨五入して表示します。
$$\begin{gathered} \text{Monthly Cost} = \min\left(C_{IC},\; C_{cash},\; C_{coupon},\; C_{pass}\right) \\[1.5em] \text{where}\quad \left\{ \begin{aligned} C_{IC} &= \text{IC Fare} \times 2 \times \text{Days} \\ C_{cash} &= \text{Cash Fare} \times 2 \times \text{Days} \\ C_{coupon} &= \frac{\text{Booklet}}{\text{Tickets}} \times 2 \times \text{Days} \\ C_{pass} &= \frac{\text{Pass Price}}{\text{Term}} \end{aligned} \right. \end{gathered}$$
計算例
IC運賃377円、普通運賃380円、回数券が11枚つづりで3,800円、1ヶ月定期が14,160円、通勤日数20日の場合:IC運賃 = \(377\times2\times20 = 15{,}080\) 円、普通運賃 = \(380\times2\times20 = 15{,}200\) 円、回数券 = \((3{,}800\div11)\times20\times2 = 13{,}818\) 円、定期券 = 14,160円。この条件では回数券が13,818円で最も安くなります。
よくある質問
なぜ2倍するのですか? 通常の通勤・通学は往復するため、1日につき片道運賃を2回分使うからです。
回数券の費用はどう計算していますか? 1冊まるごとではなく、1枚あたりの単価で計算しています。使い切らなかった乗車券は翌月以降に使える前提のためです。
なぜ定期券の価格を割るのですか? 3ヶ月・6ヶ月の定期券は複数月分をまかなうため、有効期間で割って1ヶ月分に換算し、ほかの方法と公平に比較できるようにしています。