コンクリートブロック計算ツールとは?
このツールは、壁を作るのに必要なコンクリートブロック(CMU:Concrete Masonry Unit)の枚数を見積もるためのものです。壁の寸法とブロック1個のサイズを入力するだけで、必要なブロックの合計枚数を算出します。カットや破損に備えたロス分(廃棄率)もオプションで加算できます。
※ CMUは主に北米で使われる規格のコンクリートブロックで、寸法はインチ・フィート単位で表されます。日本のJIS規格のコンクリートブロック(基本ブロックは390×190mmが標準)とは寸法体系が異なるため、国内の施工に使う場合はメートル単位への換算が必要です。
使い方
まず壁の長さと高さをフィート(ft)で入力し、続いてブロック1個の長さと高さをインチ(in)で入力します(標準的な公称サイズは16in×8in)。次にロス分を設定します。割れたりカットしたりするブロックを見込んで、5〜10%程度が一般的です。計算結果には、切り上げたブロック枚数のほか、計算に使った壁の面積とブロック1個の表面積も表示されます。
計算式の解説
壁の面積は「長さ × 高さ」で求めます。ブロック1個の表面積(インチ単位)は144で割ることで平方フィートに換算します(144平方インチ = 1平方フィートのため)。壁の面積をブロック1個の表面積で割ると、ロスを含まない基本枚数が出ます。これに(1 + ロス率)を掛けて切り上げると、最終的な発注枚数になります。
$$\text{Blocks} = \left\lceil \frac{\text{Wall Length} \times \text{Wall Height}}{\dfrac{\text{Block Length} \times \text{Block Height}}{144}} \times \left(1 + \frac{\text{Waste \%}}{100}\right) \right\rceil$$
計算例
20ft × 8ftの壁に、16in × 8inのブロックを使う場合:壁の面積 = 160平方フィート、ブロック1個の表面積 = (16 × 8)÷ 144 = 0.8889平方フィート、基本枚数 = 160 ÷ 0.8889 = 180枚。ここに5%のロスを加えると、180 × 1.05 = 189枚となります。
$$\text{壁の面積} = 20 \times 8 = 160 \text{ 平方フィート}$$$$\text{ブロック1個の表面積} = \frac{16 \times 8}{144} = 0.8889 \text{ 平方フィート}$$$$\text{基本枚数} = \frac{160}{0.8889} = 180 \text{ 枚}$$$$180 \times 1.05 = 189 \text{ 枚}$$よくある質問
モルタル目地は考慮されていますか? 最も正確な枚数を出すには、実寸ではなく公称サイズ(標準的な3/8インチの目地を含むサイズ、例:16×8in)を使用してください。
ドアや窓の分は差し引くべきですか? おおまかな見積もりなら無視しても構いません。正確に出したい場合は、計算前に壁の面積から開口部の面積を引いてください。
ロス分はどのくらい見込めばよいですか? 一般的には5〜10%です。カットの多い複雑な壁ほど、多めに見込んでおくと安心です。