この計算機でできること
この燃費計算機は、「走行した距離」と「消費した燃料の量」という2つのシンプルな数値から、クルマの燃費の良さを割り出します。単位換算と四則演算だけで動くツールなので、世界中どこでもそのまま使えます。結果は次の4つの代表的な指標で同時に表示します。MPG(米国ガロン)、MPG(英国ガロン)、km/L(キロメートル毎リットル)、そしてL/100km(100kmあたりの消費リットル数)です。なお英語の「gas/gasoline」はガソリンのことを指します。MPGは欧米でよく使われる単位で、日本ではおなじみのkm/Lも併せて確認できます。
使い方
まず距離の入力方法を選びます。Trip Distance(走行距離を直接入力)では距離の値を1つ入力するだけ。Odometer Readings(オドメーター値で入力)では出発時と到着時のオドメーター(積算走行距離計)の数値を入れると、距離は「到着-出発」で自動計算されます。次に距離の単位(マイルまたはkm)を選び、消費した燃料の量とその単位(米国ガロン・英国ガロン・リットル)を入力します。さらに任意で燃料の単価(ガロンあたり/リットルあたり)を入れると、ドライブにかかった合計金額と1マイル/1kmあたりのコストが分かります。距離あたりの単価を入力すれば、走行距離手当のような合計額も算出できます。
計算式の仕組み
まず距離と燃料を基準となる単位に揃えます。そのうえで、次の式で計算します。
$$\text{MPG (US)} = \dfrac{\text{distance (miles)}}{\text{fuel (US gallons)}}$$MPG(米)=マイル÷米国ガロン、MPG(英)=マイル÷英国ガロン、km/L=km÷リットル、\(\text{L/100km} = \dfrac{\text{liters}}{\text{km}} \times 100\) で計算します。ここで注意したいのは、米国ガロン(3.785411784 L)は英国ガロン(4.54609 L)よりも小さいという点です。そのため同じ燃料量でも、英国ガロン基準のMPGの方が大きい数値になります。一方でL/100kmは逆向きの指標で、数値が小さいほど燃費が良いことを意味します。
計算例
米国ガロンで12ガロンの燃料を使い、250マイル走ったとします。MPG(米)=\(250 \div 12 = 20.83\)。換算すると、12米国ガロン=45.42 L=9.99英国ガロン、250マイル=402.34 km となるので、MPG(英)=25.02、km/L=8.86、L/100km=11.29 になります。米国ガロンあたり3.50ドルなら、このドライブの燃料代は \(3.50 \times 12 = 42.00\) ドル、1マイルあたり約0.168ドルです。
よくある質問
米国MPGと英国MPGが違うのはなぜ? ガロンの大きさが異なるためです。英国ガロンは米国ガロンより約20%大きいので、実際の燃費が同じでも英国MPGの数値は約20%高く出ます。
L/100kmは小さいほど良いのですか? はい。L/100kmは「一定距離を走るのに使う燃料量」を表すため、数値が小さいほど燃費の良いクルマということになります。
オドメーターの値でも計算できますか? できます。Odometer Readings(オドメーター値で入力)に切り替えて、出発時と到着時の値を入力してください。距離はその差として計算され、必ずプラスの値になる必要があります。