サブネット数計算ツールとは?
既存のIPv4ネットワークをより小さなネットワークに分割するとき、アドレスのホスト部から数ビットを「借用」し、それをサブネットの識別子として使います。この計算ツールは、ネットワークのプレフィックス長(/24のようなCIDR表記)をより長いプレフィックス長(/28など)に変更したときに、いくつのサブネットが作成されるかを正確に算出します。/0から/32まで、あらゆるIPv4プレフィックスに対応しています。
使い方
まず、ネットワークの元のプレフィックス長を入力します(例:サブネットマスク255.255.255.0なら24)。次に、分割後の新しいプレフィックス長を入力します(例:28)。すると、作成されるサブネット数、借用ビット数、各サブネット内の総アドレス数、そして1サブネットあたりの利用可能なホストアドレス数が表示されます。
計算式の解説
サブネット数は、借用ビット数を指数とした2のべき乗で求められます。
$$\text{借用ビット数} = \text{新しいプレフィックス長} - \text{元のプレフィックス長}$$
$$\text{サブネット数} = 2^{\text{借用ビット数}}$$
ビットを1つ借用するごとに、利用可能なサブネット数は2倍になります。各サブネットのホスト数は、残りのホストビットから求めます:\(2^{(32 - \text{新しいプレフィックス長})}\) から、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスの2つを差し引いた値です。
計算例
例えば、/24のネットワークを/28に分割するとします。借用ビット数は \(28 - 24 = 4\) です。したがって、サブネット数は $$2^{4} = 16$$ となります。各/28サブネットの総アドレス数は $$2^{(32-28)} = 2^{4} = 16$$ で、ここから2を引いた \(16 - 2 = 14\) が利用可能なホスト数になります。
よくある質問
なぜホスト数から2を引くのですか? 1つはネットワーク(サブネット)アドレス、もう1つはブロードキャストアドレスとして予約されており、ホストに割り当てることができないためです。
新しいプレフィックスが元のプレフィックスより小さい場合は? その場合はスーパーネット化(ネットワークの統合)にあたるため、このツールでは作成されるサブネット数を0と表示します。本ツールは分割(細分化)のみをカウントします。
/31に利用可能なホストはありますか? 従来のルールでは、/31の利用可能なホスト数は0です(\(2 - 2\))。ただしRFC 3021では、ポイントツーポイントの/31リンクで両方のアドレスを使用することが認められています。