この計算ツールでできること
「布の裁断サイズ計算ツール」は、縫い上がったときに仕上がり寸法がぴったり合うように、布をどのくらいの大きさで裁断すればよいかを正確に教えてくれます。縫い目はその両側で布を少しずつ「食べて」しまうため、裁断前にすべての辺へ縫い代を足しておく必要があります。このツールは、幅の両端と長さの両端それぞれに縫い代を自動で加算します。
使い方
縫い上がった後にこのサイズにしたい、という仕上がりの幅と長さを入力し、続いて1辺あたりの縫い代を入力します。3つの入力欄はすべて同じ単位(インチまたはセンチメートル)で揃えてください。結果には、裁断する幅・裁断する長さ・裁断面積の合計が表示されます。
計算式の解説
基本となる式は $$\text{裁断サイズ} = \text{仕上がり寸法} + 2 \times \text{縫い代}$$ です。「2」を掛けるのは、各方向に向かい合う2つの辺があり、そのどちらも縫い目で消費されるためです。たとえば幅は左端で1回、右端で1回縮むので、縫い代を2回分足すことになります。
計算例
仕上がり12×12インチのキルトブロックを作りたい場合を考えてみましょう。キルトで標準的な0.25インチの縫い代で縫うとします。$$\text{裁断幅} = 12 + 2 \times 0.25 = 12.5 \text{インチ}$$ $$\text{裁断長さ} = 12 + 2 \times 0.25 = 12.5 \text{インチ}$$ つまり12.5×12.5インチの正方形に裁断し、裁断面積は156.25平方インチになります。
よくある質問
縫い代はどのくらいにすればいい? キルトでは0.25インチが一般的で、洋裁では0.625インチ(1.6cm)がよく使われます。基本的には、使っている型紙に記載された縫い代に従ってください。
センチメートルでも使えますか? はい。計算は単位に依存しないので問題ありません。すべての欄を同じ単位で入力すれば、結果も同じ単位で表示されます。
辺ごとに縫い代が違う場合は? このツールは4辺すべて同じ縫い代であることを前提としています。辺ごとに異なる場合は、向かい合う2辺の縫い代を合計して2で割り、平均値を求めて入力するか、各方向を別々に計算してください。