VinFast VF8 航続距離計算ツールとは?
このツールは、ベトナムのEVメーカー VinFast の電動SUV「VF8」が、現在の充電状態でどれくらいの距離を走れるかを予測します。計算に使うのは、あなた自身が入力する3つの数値です。すなわち、利用可能なバッテリー容量(キロワット時=kWh)、現在の充電残量(SOC=%)、そして実走行での電費(1マイルあたりのkWh)です。実際の航続距離は、速度・路面・エアコンの使用・気温などによって大きく変わるため、本ツールでは固定されたカタログ値ではなく、あなた自身の電費を入力することで、より現実に近い数値を得られるようになっています。なお、VF8は北米・欧州・アジアの一部市場向けに販売されており、走行可能距離の表示単位はマイルが中心です。
使い方
まずバッテリー容量を入力します(VF8はグレードによっておよそ82〜87.7 kWhのバッテリーを搭載しています)。次にダッシュボードに表示されている充電残量(SOC)を設定し、実際に観測した電費を入力してください。VF8の電費は、混在走行でおおむね1マイルあたり0.32〜0.40 kWhが目安です。「計算する」を押すと、推定航続距離がマイルとキロメートルで表示されます。
計算式の解説
計算自体はシンプルです。利用可能なエネルギー=容量 × SOC ÷ 100。
$$\text{Range (mi)} = \dfrac{\text{Capacity (kWh)} \times \dfrac{\text{SoC (\%)}}{100}}{\text{Efficiency (kWh/mi)}}$$この利用可能エネルギーを1マイルあたりの消費量で割れば、航続距離が求められます。たとえば、容量87.7 kWh・充電100%・電費0.35 kWh/マイルの場合、利用可能エネルギーは87.7 kWh、航続距離は
$$87.7 \div 0.35 \approx 250.6 \text{ マイル(約403 km)}$$となります。
よくある質問
実際の航続距離がEPA推定値より短いのはなぜ? 高速走行、寒冷な気候、エアコンの多用は、いずれも1マイルあたりのkWhを増やし、航続距離を縮めます。こうした条件をシミュレートするには、電費の入力値を大きくしてください。なお、EPAは米国の燃費・電費評価基準で、日本のWLTCモードなどとは測定方法が異なる点にご注意ください。
どの電費を使えばいい? 迷ったら、混在走行の目安として0.35 kWh/マイルから始めるとよいでしょう。高速主体の走行では0.40以上になることもあり、穏やかな市街地走行なら0.30前後まで下がることもあります。
他のEVでも使える? 使えます。その車両のバッテリー容量と電費を入力するだけです。ただし、初期値はVinFast VF8に合わせて設定されています。