ゼロベース予算とは?
ゼロベース予算とは、収入の1ドル残らず「支出」「貯蓄」「借金の返済」のいずれかに役割を持たせ、割り当てる金額がぴったりゼロになるまで配分する家計管理の方法です。「収入の○%を貯蓄に」といった割合ベースのルールと違い、ゼロベース予算ではすべてのお金について意図的な使い道を考えることが求められます。だからこそ、封筒分け(エンベロープ)法や「すべてのお金に仕事を与える」という考え方を採用した人気の家計管理術の土台になっているのです。この計算式は通貨を問わず、円でもドルでもそのまま使えます。
この計算ツールの使い方
まず一番上に毎月の総収入を入力し、その金額を各カテゴリーの欄に振り分けていきます。項目は住居費、食費、交通費、水道光熱費、貯蓄、借金返済、そして自由に使えるお金(裁量支出)です。本ツールは収入から全カテゴリーの合計を差し引いて、未割り当て残高を表示します。この未割り当ての金額が$0になるまでカテゴリーを調整し続けてください。$0になった時点で予算のバランスが取れ、すべてのお金に明確な役割が与えられたことになります。
計算式の仕組み
基本となる式はとてもシンプルで、
$$\text{未割り当て} = \text{収入} - \left( \text{住居費} + \text{食費} + \text{交通費} + \text{水道光熱費} + \text{貯蓄} + \text{借金返済} + \text{その他} \right)$$です。未割り当て残高がプラスなら、まだ割り当てられるお金が残っているという意味。マイナスなら、収入以上に予算を組んでしまっているので、どこかのカテゴリーを削る必要があります。残高がゼロになったとき、予算は完全にバランスが取れた状態です。
具体例で見てみよう
毎月の収入が$5,000だとします。これを住居費に$1,500、食費に$600、交通費に$400、水道光熱費に$300、貯蓄に$800、借金返済に$500、自由に使えるお金に$900と配分します。配分の合計は$5,000なので、未割り当て残高は
$$\$5{,}000 - \$5{,}000 = \$0$$。予算のバランスはばっちり取れています。
よくある質問
未割り当て残高がマイナスになったら? 収入よりも多くのお金を割り当ててしまっている状態です。残高がゼロに戻るまで、いずれかのカテゴリーを減らしてください。
残高が$0だと、全部使い切るということ? いいえ。貯蓄や借金返済もれっきとしたカテゴリーです。お金を「割り当てる」ことには、貯めたり投資に回したりすることも含まれます。
自分でカテゴリーを追加できますか? 用意された項目に当てはまらない支出は、「その他/自由に使えるお金」の欄にまとめて入力してください。