MCPで接続 →

計算を入力してください

公式

広告

結果

請求単価
$37.5
クライアントへの1時間あたり請求額
支払単価 $25/hr
マークアップ金額 $12.5/hr

請求単価計算ツールとは?

請求単価計算ツールは、作業者に支払う支払単価(ペイレート)を、クライアントに請求する請求単価(ビルレート)へと換算するツールです。この2つの差額、つまり「マークアップ」が、間接費・税金・福利厚生・採用コスト・利益を賄う原資になります。人材派遣会社、コンサルティングファーム、ITフリーランスや個人事業主まで、安定したマークアップを設定することで、採算の取れる料金設定を実現しています。なお、本ツールは米ドル($)建てで計算しますが、考え方そのものは日本円での見積もりにもそのまま応用できます。

使い方

作業者の時間あたり支払単価と、適用したいマークアップ率(%)を入力してください。1時間あたりの請求単価と、上乗せ額(マークアップ金額)がその場で表示されます。マークアップ率を変えれば、クライアント向け料金と利幅がどう変化するかをすぐに確認できます。

計算式の解説

基本となる計算式はとてもシンプルです。

$$\text{請求単価} = \text{支払単価} \times \left(1 + \frac{\text{マークアップ率}}{100}\right)$$

たとえば業務委託先に時給25ドルを支払い、50%のマークアップを適用する場合、\(25 \times 1.50 = 37.50\) ドル が1時間あたりの請求単価になります。上乗せ分の12.50ドルが、各種コストを差し引く前の時間あたり粗利益です。

支払レートにマークアップを加えると請求レートになることを示す図
請求レートは、作業者の支払レートに人材紹介マークアップを加えたものです。

計算例

あるエンジニアへの支払単価が時給80ドル、自社の人材紹介事業で65%のマークアップを適用すると仮定します。請求単価 $$= 80 \times (1 + 0.65) = 80 \times 1.65 = \mathbf{132}\text{ ドル/時}$$。マークアップ金額は \(132 - 80 = 52\) ドル/時間 となり、この差額が雇用主負担の税金・保険・利益などを賄う原資として手元に残ります。

支払レートと算出された請求レートを比較する棒グラフ
具体例:支払レートにマークアップを加えると、請求レートのバーがより高くなります。

マークアップシナリオ別の請求レート

下の表は、労働者の時給を固定値の$30.00/hrに保ち、一般的な人材派遣マークアップの範囲を適用しています。請求レートは \(\text{請求レート} = \text{時給} \times \left(1 + \frac{\text{マークアップ}}{100}\right)\) で求めます。ドルマークアップは請求レートと時給の差であり、同等の総利益率は請求レートのうち総利益がどの程度の割合かを示します。

マークアップ % 請求レート ($30/hr時) ドルマークアップ / 時間 同等の総利益率 %
25% $37.50 $7.50 20.0%
40% $42.00 $12.00 28.6%
50% $45.00 $15.00 33.3%
65% $49.50 $19.50 39.4%
75% $52.50 $22.50 42.9%

マークアップと利益率は異なることに注意してください。50%のマークアップは33.3%の利益率にしか対応しません。これは、利益率は時給ではなく、より高い請求レートに対して測定されるためです。

マークアップから利益率への参照表

マークアップは労働者の時給(原価)に対する利益をパーセンテージで表したもので、総利益率は請求レート(売上)に対する利益をパーセンテージで表したものです。以下で両者を変換します:

$$\text{利益率 \%} = \frac{\text{マークアップ \%}}{100 + \text{マークアップ \%}} \times 100$$
マークアップ % 同等の総利益率 %
25% 20.0%
33% 24.8%
40% 28.6%
50% 33.3%
65% 39.4%
75% 42.9%
100% 50.0%

例えば、40%のマークアップは \(\frac{40}{140} \times 100 = 28.6\%\) の利益率を与えます。マークアップが増加するにつれて、対応する利益率は100%に近づきますが、決して100%に達しません。

主要用語の定義

時給
税金と控除前に労働者に支払われる総時給。これはマークアップを適用する原価基準です。
請求レート
人材派遣会社または契約業者がクライアントに請求する時給。これは時給にマークアップパーセンテージの1倍を加えたものに等しいです。
マークアップ
時給に加算される金額で、その時給のパーセンテージで表されます。時給$30に対する50%のマークアップは$15を加え、請求レート$45を生み出します。
総利益率
時給ではなく、請求レート(売上)のパーセンテージで表された総利益。これは常に同等のマークアップパーセンテージより低くなります。
雇用者負担 / 間接費
時給の上に重ねられた雇用者側の費用—給与税(社会保障、メディケア、失業保険)、労災補償、福利厚生、および管理間接費。マークアップはこの負担をカバーしてから利益が残ります。
時間当たりの総利益
時間ごとに請求レートと時給の差額。請求レート$42と時給$30の場合、雇用者負担を差し引く前に時間当たり総利益は$12です。

よくある質問

マークアップ率の相場はどのくらい? 人材派遣のマークアップは、職種・提供する福利厚生・競合状況に応じて、一般的に25%〜75%の範囲に収まります。専門性が高く採用が難しいポジションほど、高いマークアップが受け入れられやすい傾向があります。

マークアップと利益率(マージン)は同じ? いいえ、別物です。マークアップは支払単価(コスト)に対して計算するのに対し、利益率(マージン)は請求単価に占める利益の割合です。たとえば50%のマークアップは、利益率にすると33.3%に相当します。

請求単価に雇用主負担の税金は含まれる? マークアップは、雇用主側の社会保険料・給与関連税・福利厚生・間接費を賄うことを想定しています。これらのコストを吸収したうえで利益が残るよう、十分な水準のマークアップを設定してください。なお、税・社会保険の具体的な負担割合は国によって異なるため、日本で利用する場合はご自身の事業に適用される制度に合わせて見直すことをおすすめします。

最終更新: