離脱率とは?
離脱率(Exit Rate)とは、特定のページのページビューのうち、訪問者がサイトを離れる前に最後に見たページとなった割合を示す指標です。直帰率(バウンス率)とは異なり、離脱率は訪問者がどのような経路で到達したかに関係なく、そのページを含むすべての訪問を対象に算出します。ユーザーが離脱しやすいページを見つけるための、Webアクセス解析における重要な指標です。
計算ツールの使い方
アクセス解析レポートから次の2つの数値を入力してください。1つはそのページからの離脱数(そのページで終了したセッション数)、もう1つは同じ期間における同ページの総ページビュー数です。本ツールが離脱数をページビュー数で割り、100を掛けて、離脱率を%で表示します。
計算式の解説
計算式はとてもシンプルです。
$$\text{離脱率} = \frac{\text{ページからの離脱数}}{\text{ページの総ページビュー数}} \times 100$$
たとえば、あるページの総ページビュー数1,000に対して離脱数が320だった場合、\(320 \div 1{,}000 = 0.32\)、\(0.32 \times 100 = \mathbf{32\%}\) となります。つまり、そのページの閲覧のおよそ3回に1回が、セッションの最後のページだったということです。
具体例で見る計算
たとえば、購入手続き(チェックアウト)ページのページビュー数が4,500で、そのうち900が離脱だったとします。$$\text{離脱率} = \frac{900}{4{,}500} \times 100 = 20\%$$ です。チェックアウトページや料金ページで離脱率が高い場合、ユーザーの離脱を招く何らかの障壁(フリクション)が潜んでいる可能性があり、調査する価値があります。
よくある質問(FAQ)
離脱率が高いと悪いのでしょうか? 必ずしもそうとは限りません。「ありがとうございました」ページや完了(コンバージョン)ページは、離脱率が高くなって当然です。ページの役割という文脈を踏まえて判断することが大切です。
離脱率と直帰率はどう違いますか? 直帰率は1ページだけ見て離脱したセッションのみをカウントします。一方、離脱率は、たとえ他のページを閲覧した後であっても、そのページで終了したすべてのセッションをカウントします。
離脱率はどのくらいが理想ですか? 万能な基準値はありません。役割の近いページ同士で比較し、想定外の急上昇がないかを注視するのがおすすめです。