稼働率とは?
稼働率とは、利用可能なユニット(部屋・座席・区画など)のうち、現在実際に使われている割合をパーセンテージで表したものです。ホテルや民泊・バケーションレンタル、賃貸マンション、立体駐車場、病院、イベント会場など、幅広い業種で欠かせない経営指標として使われています。稼働率が高いほど、保有しているキャパシティを効率よく収益につなげられているといえます。
このツールの使い方
使用中のユニット数(販売済みの客室数、入居済みの戸数、埋まった座席数など)と、同じ期間における利用可能な総ユニット数を入力してください。稼働率がパーセンテージで表示されるほか、空きユニット数と空室率(空き率)もあわせて確認できます。
計算式の解説
計算式はとてもシンプルです。使用中のユニット数を利用可能な総ユニット数で割り、100を掛けることで割合をパーセンテージに変換します。空室率は残りの部分にあたり、「100 − 稼働率」で求められます。
$$\text{稼働率} = \frac{\text{使用中のユニット数}}{\text{利用可能な総ユニット数}} \times 100\%$$
具体的な計算例
客室数200室のホテルで、昨夜170室が販売されたとします。稼働率は$$(170 \div 200) \times 100 = 85\%$$です。残る30室が空室となり、空室率は15%になります。
よくある質問(FAQ)
稼働率はADRやRevPARと同じものですか? いいえ、別の指標です。稼働率は「どれだけ埋まっているか」を示します。一方、ADR(平均客室単価)は「価格」を、RevPAR(販売可能客室1室あたりの収益)はその両方を組み合わせて表します。稼働率はRevPARを算出するための要素のひとつです。
稼働率が100%を超えることはありますか? 在庫(ユニット数)が固定されている場合は、100%を超えることはありません。もし100%を超える数値が出た場合は、ユニットを二重にカウントしているか、誤った総数を使っている可能性が高いです。このツールでは、その場合に空室率を0%で表示します。
理想的な稼働率はどのくらいですか? 業種によって異なります。多くのホテルは年間平均で70〜80%を目標にしますが、長期の賃貸物件では採算を確保するために90%以上を目指すケースが一般的です。