度分秒(DMS)から10進数度への変換とは?
地理座標は「40°26′46″ N」のように、度・分・秒(DMS)の60進法で表記されることがよくあります。一方で、地図サービスやGPS機器、プログラミングのライブラリの多くは、「40.446111」のような10進数度(ディシマル)での入力を前提としています。この計算ツールは、任意のDMS角度を10進数度に変換するので、GoogleマップやGISソフト、自作のコードにそのまま貼り付けて使えます。
使い方
まず、座標が正の値(北緯または東経)か、負の値(南緯または西経)かを選びます。次に、度(整数)、分(0〜59)、秒(0〜59.999)を入力してください。各成分の内訳とあわせて、1つの10進数度の値が表示されます。
計算式の解説
1度は60分、1分は60秒なので、1度は3600秒に相当します。これらを10進数にまとめるには、分を60で割り、秒を3600で割り、それぞれを整数部分の度に足し合わせます。
$$\text{10進数度} = \text{度} + \frac{\text{分}}{60} + \frac{\text{秒}}{3600}$$
南緯または西経の場合は、計算結果全体に \(-1\) を掛けます。
計算の具体例
「40° 26′ 46″ N」を10進数度に変換してみましょう。分:\(26 \div 60 = 0.433333\)。秒:\(46 \div 3600 = 0.012778\)。合計:$$40 + 0.433333 + 0.012778 = 40.446111°$$ 北緯なので値は正のまま、40.446111° となります。
よくある質問(FAQ)
なぜ座標がマイナスになることがあるの? 南緯と西経は、慣例として負の10進数度で表されます。
小数点以下は何桁まで残せばいい? 緯度・経度を小数点以下6桁まで表すと、地点をおよそ0.11メートルの精度で特定できます。ほとんどの用途にはこれで十分です。
分や秒が60を超えることはある? いいえ。有効な分・秒の範囲は0以上60未満です。60に達すると、1つ上の単位に繰り上がってしまうためです。