キャンドルワックス計算ツールとは?
このツールは、容器入りキャンドルをまとめて作るときに必要なワックス(ロウ)とフレグランスオイルの量を見積もるためのものです。「だいたいこのくらい」と勘で材料を買いすぎてしまう心配がなくなります。容器の容量、作りたいキャンドルの個数、希望する香料濃度を入力するだけで、必要なワックスの総重量と、それに合わせたフレグランスオイルの量をオンス(oz)とミリリットル(mL)の両方で表示します。なお、容量はアメリカ式の「液量オンス(fl oz)」をベースにしているため、日本の容器を使う場合はmL換算(\(1\ \text{fl oz} \approx 29.6\ \text{mL}\))で考えると分かりやすくなります。
使い方
容器の容量を液量オンス(fl oz)で入力します(多くのジャーやボーティブの容器には容量が記載されています)。次に作りたい容器の個数、そして香料濃度をパーセントで入力します(ソイワックスやパラフィンでは6〜10%が一般的です)。計算ボタンを押すと、必要なワックスの総量、フレグランスオイルの総量、1個あたりのワックス使用量が表示されます。
計算式の仕組み
容器の容量(液量オンス)は、そのまま入るワックスの重量と一致しません。ワックスは水よりも軽く、さらに容器の上部に余白(ヘッドスペース)を残すためです。業界での目安として、ワックスは容量の約80%を重量分が占めるとされています。つまり、$$\text{ワックス量(oz)} = \text{容器容量(oz)} \times 0.8 \times \text{個数}$$ となります。フレグランスオイルは、このワックス重量に対する割合で計算します。$$\text{香料量(oz)} = \text{ワックス量(oz)} \times \frac{\text{濃度}}{100}$$ 香料濃度を高くすると香りは強くなりますが、ほとんどのワックスは10〜12%を超えるとオイルが染み出してしまう(ブリード)ため、上限に注意が必要です。
計算例
例えば、8 fl ozのジャーで6個のキャンドルを、香料濃度8%で作る場合を考えてみましょう。ワックス量 $$= 8 \times 0.8 \times 6 = 38.4\ \text{oz}\ (2.4\ \text{lb})$$ 香料量 $$= 38.4 \times 0.08 = 3.072\ \text{oz}\ (約90.9\ \text{mL})$$ 仕込み全体の重量は約41.47 ozになります。
よくある質問(FAQ)
なぜ1.0ではなく0.8なのですか? ワックスは同じ体積の水よりも軽く、さらに容器の上部に余白を残すため、重量ベースで容量の80%を入る量とするのが標準的な目安です。
香料濃度はどのくらいがよいですか? 6〜8%が一般的です。使用するワックスの推奨上限濃度(多くは10%程度)を必ず確認してください。
この計算は正確ですか? あくまで計画用の概算です。実際には必ずスケール(はかり)で計量し、こぼれやテスト用に少し多めにワックスを用意しておくことをおすすめします。