この計算機でできること
作り目計算機は、スワッチ(試し編み)で測ったゲージをもとに、目標とする仕上がり幅にぴったり合う作り目の目数を割り出します。編み図のゲージは、ほとんどの場合「4インチ(10cm)あたりの目数」で表されるため、この計算機もその基準に合わせています。マフラーやブランケット、セーターのパーツを編み始める前に、頭の中で計算したり当てずっぽうで決めたりする必要はもうありません。
使い方
まず、編みたい仕上がり幅をインチで入力します。次にゲージ、つまりスワッチの4インチ幅で数えた目数を入力してください。編み図で端の目(縁編み・セルヴィッジ、たとえば滑り目の縁取りなど)を使う場合は、任意の入力欄にその目数を加えると、合計に反映されます。目は途中で割れないので、計算機はベースとなる目数を最も近い整数に四捨五入します。
計算式のしくみ
計算はとてもシンプルです。$$\text{目数} = \operatorname{round}\!\left(\text{幅} \times \frac{\text{ゲージ}}{4}\right) + \text{端の目}$$まずゲージを4で割って1インチあたりの目数を求め、それに幅をかけておおまかな目数を出します。これを整数に四捨五入し、最後に端の目を足すだけです。ゴム編みや縄編みのように繰り返し模様(パターンリピート)がある場合は、ベースの目数をリピートの倍数に近い数まで切り上げ・切り下げして調整すると良いでしょう。
計算例
幅8インチのマフラーを編みたいとして、ゲージが4インチあたり20目だとします。\(20 \div 4 = 5\)、1インチあたり5目です。\(8 \times 5 = 40\)目。端の目がなければ、作り目は40目です。両端にガーター編みの縁の目を2目ずつ加える場合は、44目になります。
よくある質問
ゲージが4インチではなく10cm表記です。問題ありますか? いいえ。10cmは4インチに相当するメートル法の表記なので、同じ数値をそのままこの計算機に入力して大丈夫です。
切り上げと切り下げ、どちらにすべき? 計算機は最も近い目数に四捨五入します。模様によって倍数が必要な場合(たとえば2目ゴム編みなら4の倍数)は、ベースの目数を手動で最も近い有効な倍数に合わせてください。
編み上がりのサイズが思ったとおりにならないのはなぜ? 最も多い原因は、スワッチのゲージが正確でないことです。測る前にゆとりを持った大きさのスワッチを編み、ブロッキング(水通し・整え)をしてから、端ではなく中央部分で測りましょう。